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嵐とともに歩んだ青春

今日11月3日は嵐のデビュー日。
22年前の1999年9月15日に結成し、11月3日に「A・RA・SHI」でデビュー。
昨年2020年末に活動を休止した。

嵐が休止して11ヶ月。
今日初めて公式の場でリーダー以外の4人が揃った。
デビュー日は結成日と並んで、我々にとって非常に大切な日で、そんな大切な日に4人の元気な姿を揃って見ることができたことはとても嬉しい。
その反面、リーダーのいない嵐は嵐じゃない、とも思った。

でもやっぱり嵐はわたしの好きな嵐のままだった。

嵐の休止発表を聞いた時、すごく悲しかったけど、ホッとした。
誰か1人でもかけてしまえば大好きな嵐じゃなくなると思ってたから、その判断をしなかった彼らがやっぱり大好きだと思った。
そして解散じゃないのであれば、元気にまた5人でステージに戻ってきてくれることを待つことができる。
さらに、休止を受け入れ、再始動までの活力をもらう期間も作ってくれた。
なんて最高な5人なんだ。

当時のJr.は爆発的な人気を誇り、冠番組も持っていて、その中から選ばれ、たくさんの期待を背負ってデビューして。
その後はあっという間に大人気スター、とはいかず、伸び悩む不遇の時代もあった。
それでも国民的アイドルまで上り詰めて、休止までの21年間常に走り続けてくれた。
21年も走り続けたんだ、1ファンとして、ARASHICKの端くれとして休止期間くらいなんてことない。

思えば、わたしの青春は常に嵐とともにあった。
誰よりもファンである自信はない。
わたしの嵐ファン歴は16年ちょっとだし、知識だってそんなにない。
それでも常に嵐が側にいた。

初めて花より男子のCMを見た時わたしの人生は変わった。
狂ったと言っても過言ではない。
道明寺司役の松本潤に一目惚れした。
当時は夜の番組なんてアニメ以外ほとんど見たことがなかったわたしが、たまたま見つけたCMで一瞬にして松本潤の虜になった。

最初はただただ顔が好き、見た目がかっこいいから始まった恋が、気づけばアイドル松本潤の人柄にハマっていった。
そこから嵐に出会った。
それまで貯めていたお年玉もお小遣いも全て注ぎ込んだ。
少しでも彼らのことを知りたかったし、一瞬でも見逃したくなかった。
テレビ欄をチェックして出ている番組は全て録画して何度も見たし、CMに嵐が出ればトイレにいようがダッシュでテレビの前に行ったし、曲もノートに歌詞を書き写してCDを買ったり借りたりしながら全て覚えた。
リアルタイムでも録画でも見たくて、チャンネル権の取り合いで弟と何度もケンカになり、時には殴り合いのケンカもした、若かった。
紅白の司会に選ばれた時は嬉しくて、生で見るだけじゃ物足りなくて録画したビデオの嵐が出ているところだけ繋いだDVDまで作った。
雑誌だって出ているものは出来るだけ集めて、同じジャニオタの友だちと同盟を組んでドル誌のお互いの推しのページを交換しあった。

学校で嫌なことがあった時、テスト勉強が辛い時、失恋した時など悲しい時はもちろん、いいことがあった時もどんな時も常に嵐の曲を聴いていた。
熱愛報道はもちろん、中学生のときなんて映画で翔くんと深キョンのキスシーンに泣いた。
ちなみにヤッターマン。
さすがにこれは思い出すと引く。

高校生の時に嵐のコンサートに行きたかったけどお金がなくて、でも諦めきれずドームに行っていた。
グッズ販売だけでも、とバカみたいに寒い日に朝から列に並んだ。
待つのも行列に並ぶのも大嫌いなのに、嵐のためなら耐えられた。
ただ、福岡ドーム(今はペイペイドーム?当時はヤフードームだったと思う)の周りは海が近いせいで風が強くて寒すぎた。

初めて会えた嵐はリーダーだった。
24時間テレビのTシャツ発表でお台場に行った時に、グッズ販売の列に並んでたはずが気がついたら突然目の前にリーダーが現れた。
いまだになんでそんな幸運に出会えたのかわからない。
友だちとふたり崩れ落ちそうになって、お互い支え合いながら必死に立って、十数メートルしか離れてない距離にいるリーダーを目に焼き付けた。
マイクなしでも地声で声が聞こえそうな距離だった。

大学生になって初めて嵐のコンサートに行けた時は、泣いた。
同じ空間にいることが何よりも嬉しくて、豆粒くらい小さいのに何万人もいる中で目があった気がして、号泣した。
よくコンサートで失神する人の映像を見るけど、興奮しすぎて本当に失神するかと思った。

2015年のデジ魂だった。
最後の参戦は5×20。
興奮しすぎて号泣した、毎回どうやっても泣く。
この時はアリーナかと思って大興奮した、1階席だったけど、松本潤に最も近づけた時。

わたしは毎回チケット外れるのにいつも連れてってくれる葵ちゃんに感謝。
高校時代からの嵐仲間。

今上天皇の即位を祝う国民祭典も行った。
遠かったからあんまり見えないのに必死で姿を追った。
遠いしチビだから全然見えなかった。
でも同じ空間にいれて、特別な時に一緒にいれて幸せだった。

今日のサプライズ登壇、最初に書いたようにリーダーのいない嵐は嵐じゃないと思ったけど、写真を見たらリーダーはいた。
正確にはいないんだけど、相葉ちゃんの隣に確かにリーダーを感じた。
わたしにとって嵐が5人であるように、嵐にとっても嵐は5人なんだと思った。
わたしが待ち続けてる彼らは、変わってなかった。

今わたしの生活には昔ほど強烈に嵐はいない。
だけど生活のそこかしこに確実にいる。
それは大人になっていく中でだんだんと現実を知った、というのもあるけど、当たり前の存在になっているからだと思う。
愛情の形は年月を重ねることで変化していく。
嵐はいつも側にはいないけど、確かにどこかにいる存在になった。
きっとこれからもそれは変わらない。

もうテレビ欄を目を皿のようにして見ることも、ドル誌を買い漁ることも、CMさえも見逃すまいとアンテナを貼り続けることもないけど、大好きな人たちであることは変わらない。
この休止期間にたくさん休憩して充電して、戻ってくるのがおじいちゃんになっても、5人が揃う姿を待ち続けてると思う。

そして昔といちばん違うことは、彼らの幸せを心底願ってるということ。
彼らがアイドルじゃないひとりの人間として幸せになってくれることを願ってるし、その上で職業アイドルとして元気な姿を見せてくれることが嬉しい。

あまり嵐に対する愛を語ることは最近なかなかないけど、こんなに嬉しい日は久しぶりだと思ったので。

好きなものをはっきり好きと言えることは幸せだ。
好きの形は変わっていくけど好きなものは好き、大好き。
そんな好きなものに出会えたことも幸せだし、大好きな嵐には感謝しきれない。
感謝カンゲキ雨嵐。

ちなみに、嵐がSNSを始めたときの衝撃たるや。
忘れられない。

今日の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから坂口佳世さんの写真。
わたしの好きな嵐の曲のタイトルを連想させて。


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