宇宙元旦は『勧進帳』を観て過ごしました。

西暦2023年3月21日(火・祝)
旧暦如月三十日
春分の日
彼岸
一粒万倍日
天赦日
寅の日

春分
第十侯　雀始巣 (すずめはじめてすくう)

西暦2023年3月21日(火)〜3月25日(土)
旧暦如月三十日から閏如月四日まで。

二十四節気波『春分』に。
今日3月21日は
昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
今日を境に昼の時間が長くなっていきます。

そして、七十二候は『春分』の初候

『雀始巣 』(すずめはじめてすくう)

雀が巣を作り始める頃に入りました。

昼の時間が伸びていく春から夏にかけてが雀にとっての繁殖期。
早朝から夕方まで、枯草や毛を集めて巣作りを始めるそうです。

『雀の巣』、
春に生まれた雀のひな鳥
『雀の子』は、
春の季語です。

ひなはくちばしが黄色いので『黄雀』とも言うそうです。

春分の日は『宇宙元旦』とも呼ばれ、また今年は星の巡り
(木星が十二星座の始まりの牡羊座にあるところ)から、
新しい12年サイクルの始まりとも言われています。

そんな春分の日に、

十三代目市川團十郎白猿襲名披露巡業を観に行くことが出来ました。

全15会場、20公演の行程です。

選ばれた演目は『勧進帳』

軍記物語『義経記』の中の一件。

平家討伐に活躍した源義経。
兄、源頼朝に謀反の疑いをかけられ、
武蔵坊弁慶らとともに、鎌倉を離れ、
かつて庇護を受けた藤原秀衡を頼って奥州平泉向かう途中の物語。

『巡業』とは
興行して回ること。巡った先々の土地で興行すること。
(Weblio 国語辞典より)

巡業に相応しい演目だなぁ〜と勝手に感じています。

鎌倉から出発して、平泉までの道のりを辿った巡業公演があったら、
面白いのにな、、、とふと思ったりしました。

今日は、秋の巡業スケジュールも公開されて、楽しみがまた増えました。

明日、3月22日午前2時24分
牡羊座の新月を迎え、
旧暦は「閏如月』に。

新しいことをスタートさせるのは今がチャンスです。