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休みの日には『衛気』を養う

西暦2022年10月9日(日)
旧暦長月十四日
寒露
鴻雁来 (こうがんきたる)

東京は雨の一日となりました。
お篭りにはちょうど良い日曜日でした。

温泉気分の入浴剤を使って朝からゆっくりと湯船に浸かってリラックス。

食事は食べたい時に食べたいものを、、

ある程度の時間の括りの中自由に過ごして、
心と身体を整えます。

今月は、待ちに待ったイベント盛りだくさんなので、
その時に備えて英気を養います。

英気とは、気力や体力のことを指しますが、
漢方では『えいき』は『衛気』と書きます。

『衛気』とは、
皮膚や鼻・気管支などの粘膜細胞を強化して免疫力を整え、外的刺激から体を守(衛)ること、を言います。
すなわち、身体の表面にバリアを張り巡らせて、邪気の侵入を阻止して、病気になるのを未然に防ぐことです。

『衛気』は、『脾』で作られて、『肺』で全身に巡ると言います。

『脾』は胃や腸の消化器系のことですので、
『胃腸』が『衛気』を作って、『肺』がそれを全身に巡らせるのです。

秋の食養生の、
◉酸味、甘味を摂ることの『甘味』は『脾』の働きを良くして、

◉白い食材を摂ることは『肺』の働きを良くしていきます。

食事からも『英気』『衛気』を養って、楽しむ時に思いっきり楽しみたいと思います。

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