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冬の寒さは朝食で乗り切る

西暦2022年12月1日(木)
旧暦霜月八日
小雪
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

12月の声を聞いた途端に一気に冬ので寒さが到来しました。

これからの寒い日に向けて、朝一番に身体に入れるもので、
一日のスタートが変わってくると言っても過言ではないでしょう。

東洋医学の考え方の中に『子午流注』(しごるちゅう)という、
時間医学的な体の働きと時刻の関係をあらわしたものがあり、
一日の中で、時間帯によって活発になり、回復する臓器があると言われています。

それによると
朝の7時〜9時は『胃』にあたります。

胃は冷えるのが苦手な臓器。
朝食を抜いたり、冷たいものを食べてばかりいると、胃が冷えて体調を崩すきっかけを作ってしまいます。

習慣として朝食を食べない方もいるかと思いますが、

飲み物だけでしたら、コーヒーや緑茶などのカフェインが入っているものは身体を冷やすと考えられているので、
朝起きてすぐは『白湯』をいただいてから飲むと良いでしょう。

一日の初めて胃に入れる飲み物をコップいっぱいの『白湯』にするだけで、
胃がゆっくりと動き出し身体全体が温まるのを感じていただけたら嬉しいです。

朝食を毎日きっちりいただく方は、
これからの寒い時期には、
『胃』すなわち身体全体が温まる食材を選んでいただくと良いでしょう。

身体を温める食材としては、薬膳の考え方ですと

◉長ネギ
◉かぶ
◉にら

などがあげられます。
いずれもお味噌汁の具材として重宝しますので、
朝のお味噌汁の具に追加してみても良いでしょう。

また、朝が洋食の方は、生野菜よりもスープにして野菜を摂ると、
身体を温めて、健やかに動かすことに役立ちます。

これから本格的な寒さがやってきます。

普段の朝ごはんにほんの少しだけ工夫して、寒い冬を乗り切っていきたいと思います。

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