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乾燥を防ぐために、辛味を控えること

西暦2022年10月6日(木)
旧暦長月十一日
秋分
水始涸(みずはじめてかるる)

今日の東京はグッと冷え込み、冷たい雨の降る通勤時間となり、
通勤時の服装はコートを羽織るほどでした。

薬局にいらっしゃる患者さまも長靴を履いていたり、ウールのセーターを着ていたりと、
防寒用のものを身につけている方が多かったようです。

食事も温かいものを選ぶ方が多いようです。

この時期に温かいものを選ぶ時に、秋の養生として気をつけた方が良いことがあります。

それは、辛味を控えること。

韓国料理のような辛さは身体を温めると思われがちですが、
それをやり過ぎてしまうと、身体の水分が失われてしまい、
身体の中から乾燥してしまいます。

辛い味は、薬膳の考え方の五味では『辛』
発散作用がありますので、寒い時期には取り過ぎに注意が必要です。

薬味として適度に摂る分には良いですが、
この時期の積極的な摂取は避けたほうが良いでしょう。

潤いを補うのは『酸味』と『甘み』です。

何事も程々に、極端になることなく、
秋を穏やかに過ごしたいものです。

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