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土潤溽暑〜小豆を意識して摂る

西暦2022年7月28日(木)
旧暦水無月三十日
大暑
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
一粒万倍日
天恩日
大安
夏の土用九日目

暑い日が続いていますが、
暦の上では夏の終わりに一歩ずつ近づいています。

今日は旧暦水無月の末日。
旧暦の『夏越しの祓』の日。

夏から秋への繋ぎの『夏土用』の九日目。

季節は巡り大暑の次侯
『土潤溽暑』つちうるおうてむしあつし

読んで字の如く
ジメジメと土は潤い、熱気が肌にまとわりつくような蒸し暑い頃となりました。

冷たいものを食べ過ぎてしまうと、水分代謝が滞り、余分な水分が身体に溜まります。

そのことで、胃腸の調子が悪くなったり、むくみやだるさが出てきたりといった、
体調不良を訴える方が少なくはありません。

食欲不振になると、体に必要な栄養が取れなくなり悪循環に陥ります。

暑く蒸し暑い夏ですが、
冷たいもの、油っこいもの、甘いもの、味の濃いものの取り過ぎには気を付けて、
日々の食事で体調を整えるようにしたいものです。

マクロビ生活では、水分代謝を上げる食材の代表的なものとして
『小豆』があげられます。

小豆をお砂糖を使わずに、昆布と天然塩だけで炊いたり、
玄米と一緒に炊いていただくのががマクロビ流。

また、いただくお茶にも小豆を使うことも。

今日は、こんな季節にぴったりのとても素敵なお茶をいただきました。

中国茶の『湿清茶』
小豆、ハトムギ、金銀花、茯苓などが入っています。

小豆やハトムギは、体の中に溜まった水を身体の外に出す効果があると言われています。
金銀花は、抗菌作用を持つ中医学で使われる植物。
茯苓は漢方薬にも使われる生薬で、胃の中に溜まった水分を外に出す作用があると言われています。

夏の日常のお茶のラインナップに加えるのに十分な内容です。

これからは、摂る水分にも気をつけていきたいものです。

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