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秋の養生開始

西暦2022年9月4日(日)
旧暦葉月九日
処暑
禾乃登(こくものすなわちみのる)
小潮
上弦の半月

昨夜の半月は残念ながら見ることが出来ませんでした。
朝晩は過ごしやすい気温ですが、昼間は風のないところでは、
まだ少し暑く感じることも、、、

秋の養生に入っても暑さ対策は、まだ必要なようです。

秋の食養生のテーマは『心穏やかに過ごす』

秋は植物が実を結ぶ収穫の季節であり、日照時間が短くなっていきます。
外に溢れていた『陽』の気がだんだんと減っていき、『陰』の気が増えて、
陽気は体内へと向かっていきます。

早寝早起きを心がけて、夜更かしをせずに心を穏やかにしていきたいものです。

また、空気が乾燥もしてきますので、呼吸器から肺にかけての疾患(気管支喘息など)をお持ちの方は、
悪化してしまうことがあるので要注意の季節の変わり目でもあります。

さらに空気の乾燥は、のど、肺、腸の乾燥につながり、便秘がひどくなる方も、、、

乾燥を防ぐための、食養生を意識して、
体を乾燥させる、辛いもの、刺激の強いものは控えめにして、
酸味や甘味のある水分を多く含んだ旬の果物、
梨・ぶどうなどを摂るようにしたいものです。

五行色体表を見ると、『白い食材』
ゆりねやお豆腐など
体の中を潤すと考えられています。

そして、
暑かった夏。
気力・体力がかなり失われています。
消耗した気力・体力を補うためにも、
滋養強壮効果のあるもの、なつめや高麗人参などもいただきたいと思います。

五行色体表

薬膳・漢方検定公式テキストより

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