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マクロビアン薬剤師 晴明〜玄鳥至

マクロビアン薬剤師 晴明〜玄鳥至

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦如月廿三日
晴明
玄鳥至
西暦2021年4月4日

本日より和暦

二十四節気は『清明』(せいめい)

『清明』は、『清浄明潔』(せいじょうめいけつ)を略した言葉です。
すべてが生き生きとし、清くて明るい空気が満ちるころ。
そして、百花が咲き競うころとなります。

スミレ、スイセン、チューリップ。
そして木々の花、レンギョウ、カイドウ、ヤマブキ、ハナミズキ。
などなど。

たくさんのお花が楽しめる時期になりました。

そして
七十二候は『玄鳥至』(つばめきたる)

季節は、ツバメがやってくる時期になりました。

『玄鳥至』(つばめきたる)は、

冬の間を南の島で過ごしたツバメが数千キロもの旅をして、日本にやってくるころです。

日本へは夏の鳥としてやってきて、
秋になるとまたあたたかい南へ飛んでいきます。

ツバメが日本から去っていくころには『玄鳥去』(つばめさる)という七十二候があります。

日本にツバメが来るころと、去るころ。

その昔ツバメがどこからやってくるのかが分からず、
海の彼方にあるとされた『常世国』(とこよのくに)からやってくるという言い伝えがあったそうです。

春の使いとして、多くの方に愛されてきたツバメには別名もたくさんあります。
玄鳥(げんちょう)、天女(つばくらめ)、乙鳥(つばくら)などさまざまな呼び名があります。

また、ツバメは農作物を食べず、害虫を食べてくれる益鳥としても知られています。
飛んでいる虫を飛びながら捕まえ、水も飛びながら飲むといいます。

飛んでいる姿はなかなかカッコいいですね。

花や鳥で季節を感じられる日本の季節の移り変わりを存分に味わいたいものです。


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