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薬剤師は探偵に似ていると思う時

西暦2022年10月11日(火)
旧暦長月十六日
寒露
鴻雁来 (こうがんきたる)

連休明けの薬局は混み合うことが多いのですが、
今日もやはり混み合い、バタバタと一日が過ぎていきました。

寒暖差で、体調を崩している方も多く、
その都度、お薬の使い方の確認をしていきます。

今日は、前回処方されたお薬がお体に合わずに、
お薬が変更になった方がいらっしゃいました。

お薬は、
効果が発揮されれば、身体の悪いところを治すのを手伝ってくれますが、
副作用が出てしまうと、身体の悪いところを治すお手伝いをすることなく、
身体に余計な負担をかけてしまいます。

残念ながら、副作用が出るか出ないかは、お薬を使ってみなくてはわかりません。

お薬を正しく、適切に患者さまが使えるように、わかりやすい説明を心がけています。

患者さまは何を求めているか、
その薬についてはどんな説明をあらかじめしておくのが、その患者さまには必要か、、、
起こっている現象について、どういう説明の仕方をするのが、その患者さまには必要か、、

その場面場面で患者さまの求めていることを、推理するのが薬剤師のやるべきことと思っています。

薬剤師は、                             患者さまというミステリーを謎解く『探偵』なのかな、、と思うと、
自分のミステリー好きに妙に納得してしまうのです。

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