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母の施設への訪問 甥っ子とともに

母の施設への訪問 甥っ子とともに


認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。


本日は
旧暦文月五日
処暑
綿柎開
西暦2020年8月23日

先日、緊急事態宣言が解除になってから、施設の許可をとって、
初めて甥っ子と二人で母の施設を訪問しました。

お昼ご飯が終わった頃の時間に訪問。

以前は、お昼ご飯を一緒に食べたり、母が一人で食べにくい時は、
食べるのを手伝ったりしていたのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策で、緊急事態宣言解除後、面会が解禁になっても、面会にはまだ制限があり、一緒に食事をすることも、母が食べるのを手伝うこともできません。


食事が終わったところなので、
『お昼食べた?』『美味しかった?』
と聞くと、食べたことを覚えていたり、忘れていたり。
でも、
『食べたって聞いたよ〜』というと
『そっか!』と、素直に納得するところが可愛いです。

その日は、まずわたしが一人でリビングに行き、
『今日は、さとちゃんも来るんだよ〜』
というと、
『ほんと!?』と言います。

甥っ子が現れると、ちょっと歯に噛んだような表情をしたように見えました。

外は、ちょっと暑かったですが、甥っ子もいるので、
『お庭でお散歩する?』と誘うと、
『良いねぇ』
と言って、3人で手を繋いで、ゆっくりゆっくり木で出来た日陰をお散歩しました。

母の日表情も緩みっぱなし。

ニッコニコでした。

孫ってやっぱりすごい!!!!

ほんの5分ぐらいでしたが、とても満足そうな表情の母を見て、
こちらも嬉しくなりました。

部屋に戻って、OSー1をコップ半分ほど、ゴクゴクと飲み干していました。

水分を取る元気があって良かったです。

椅子に座ってもらうと、満足そうに手を握ります。

甥っ子は、なんとか言葉をはっきり言わせようと

『これは何?お茶ね、お茶、お茶!言ってごらん!!!!』と
繰り返し話しかけています。
そうすると
『お茶々!?』
と言ってきました。

30年前に母が孫に『言葉』を言わせていたことを思い出し、
立場逆転でした。

また、一緒に楽しい時間を過ごしたいですね。


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