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熱中症対策

熱中症対策を始める

西暦2023年6月10日(月)
旧暦皐月五日
入梅
時の記念日
端午 菖蒲の節句
芒種

梅雨入りの便りが届く頃となりました。

二十四節気は
芒種の初候
『蟷螂生』かまきりしょうず
(カマキリが卵からかえる頃)

を経て

その次侯
『腐草為蛍』くされたるくさほたるとなる
草の中から蛍が舞い、飛び交う頃に、、、

昔々、暑さに蒸れ腐った草や竹の根が、
蛍になると信じられていたところからついた候とのこと。

気温も湿度も上がり、本格的に『熱中症』対策を始めた方が良さそうです。

6月5日号の区の広報誌の一面も熱中症予防を特集していました。

熱中症対策として大切なことは、

◎こまめな水分補給
特に高齢者、子供は周囲の人たちが声をかけてあげる注意が必要です。

◎エアコンを積極的に使う
28度前後には室内を保つことが良いとされています。

◎暑さ指数の確認
環境省の熱中症予防サイトで
暑さ指数(気温、湿度、日射・輻射、風の要素をもとに算出する指数)

https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php

これらを参考に、十分な熱中症対策をしていきたいものです。

先日患者さんから、『牛乳やお味噌汁は水分補給にならないのか?』
という質問を受けました。

牛乳やお味噌汁は水分補給の一部にはなりますが、あくまでもお食事の中での水分の一部。

熱中症対策としては『経口補水液』がお勧めです。

今では、OS−1をはじめとする様々な経口補水液が販売されていますが、
ご家庭でも経口補水液は簡単に作れます。

何度か書かせていただいていますが、

手作りの経口補水液のレシピのについて、、、

例として
水:1,000mL
砂糖:20~40g(ブドウ糖10~20g)
塩:3g
(レモン1/2個分またはグレープフルーツ1/2個分の果汁)

これは、実際に脱水症になってしまった場合に対応出来るレシピです。

脱水症予防としては、
ただのお水よりもスポーツドリンクよりも『経口補水液』です。

簡単な脱水症予防の自家製経口補水液の作り方は、

お水に
糖分として100%ジュースを少々
(100ml位を時間がある時は製氷皿に入れて凍らせて使います)
ミネラルたっぷり『天然焼塩』を少々(約1g)
(→焼き塩を使うところがミソです。)
入れるだけ。(ほぼ適当)
(おおよその量の目安は、
1ℓのお水に対して砂糖小さじ2〜3、塩小さじ1/3です)

普段持ち歩くマイボトルの中身を、この時期から見直してみるのはいかがでしょうか⁉️

そして、今年は、さらに便利なものを導入‼️

レモン🍋の加工品です。
(こちらの商品の宣伝ではありません)

色々なものが販売されていると思いますので、スーパーを探してみてください。

砂糖、クエン酸、ビタミンCが含まれているので、
これを2〜3枚、マイボトルに入れて、お水を入れて、焼き塩を入れれば、
簡単経口補水液の完成です。

お家では紅茶に入れてレモンティーにも、、
便利なものを見つけました。

さて、
熱中症により救急搬送人員は年々増加傾向、その約4割が65歳以上の方々。

こまめな水分補給と無理をしない生活で、暑い夏を乗り切りたいものです。

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