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介護サービスの始まり


介護認定がおりてから、母の担当ケアマネージャーさんが決まり、具体的にどんな介護サービスを利用するかの検討に入りました。

当時母は、時々混乱しながらも、携帯電話で話をしたり、メールをすることが出来、買い物も一人でコンビニに行っていました。
また、お風呂にも一人で入ることが出来ていました。

家に人を入れて、何かをしてもらったり、サークル活動のようなものに参加したりということをしてこなかったので、普段の生活に刺激を与えるためと、見守りのために、週に一回の家事援助と、週に一回のデイケアを取り入れることになりました。

デイケア:介護施設に通って、身体機能の回復や維持を測ることを目的とします。リハビリや医学的な療法、入浴、食事などの提供も選ぶことができます。

介護認定を受けた時に住んでいた自治体には、認知症家族のための
(介護者のための)リフレッシュ券というものが配布されていました。
券二枚で30分の家事援助に相当します。

つまり、区が補助金を出して、認知症の家族を介護する人を『リフレッシュ』させる券です。
各自治体で、いろいろなサービスがありますので、市区役所の介護保険の窓口、又は、居住エリアの地域包括支援センターまで、相談に行くと良いでしょう。

母は利用していませんでしたが、福祉用具の貸し出しや、住居の改修なども介護保険を使うことが出来、住んでいる市や区から補助金が出る項目もあります。
ケアマネージャーさんが決まったら、アドバイスを受けながらも、冷静にその時点で何が必要で、何にお金がどのくらいかかり、何に補助が出るのかを情報収集することが大切です。

具体的に、デイケアを受ける施設を決め、施設の担当者の方が、住居の確認訪問(どういった動きのリハビリが必要か、住居改修が必要かの判断をしていただきます)をしていただきました。

その後施設の見学をしてから、デイケアに通い始めたのは、介護認定から、約3ヶ月を要することとなりました。

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