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プチマクロビアンが薬剤師をしている訳 その6

プチマクロビアンが薬剤師をしている訳 その6

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

完全玄米菜食を行って、マクロビオティック療法で病気を治そうとする方がいます。

わたしもそんな一人でした。

わたしがマクロビオティックと出会ったのは、
30年ほど前の、母からの紹介でした。

二十代の時に出会った、マクロビオティックで
身体の中の異物を無くしてしまおうとしたのです。

異物は『卵巣嚢腫』でした。

『卵巣は難しい』と言われ続けましたが、

マクロビオティックにより、肉体改造を行い、完全玄米菜食をしながらのヒバ湯と里芋シップによる治療。

さらに漢方薬による治療。

それでもなくなることにない『異物』。

『異物』発見から7年ほど経ったある日、わたしは新聞記事に、
腹腔鏡下手術による、子宮筋腫や卵巣嚢腫の切除術を先駆けで行って、
成功を納め続けている病院とその執刀医を見つけました。

当時、卵巣嚢腫の切除はは開腹手術がほとんどで、全身麻酔下で行っていたため、
長引くと、社会復帰までに1ヶ月ほどかかると言われていました。

腹腔鏡下切除ですと、それが1週間で済みます。

マクロビオティック療法や漢方などの東洋医学では、
自分の中の『異物』を取り出すことが出来ないことに気がついていたわたしは、
薬剤師として、調剤薬局で最先端の医療を学ぼうと職場を変えたばかりの頃でした。

その病院は当時住んでいたところから、2時間ほどで行かれるところでしたので、
予約をとって検査を受け、一泊の入院で手術を受けることに決めました。

1週間の夏休みを利用しての手術となりました。

腹腔鏡下での卵巣嚢腫摘出手術は、無事成功し、1週間で仕事を再開することが出来ました。

22年ほど前のことになります。

この時から、マクロビオティックは自分のプライベートでの生活指針になり、
仕事としては、最先端の医療を学び、その薬物治療を受ける方々へ、
その人の求める情報を提供出来る薬剤師として働くことを選んだのでした。

マクロビオティックをトコトン突き詰めた7年があったからこそ、この仕事を選べたと思います。

今では、プライベート空間で生活の端々にマクロビオティック的な要素をちりばめ、
それを最先端医療の中での仕事にも役立てています。

今が一番良い時間を過ごせている自負があります。

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