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霜降〜霜始降になりました。東京の紅葉はもう少し先ですね🍁

西暦2022年10月 23日(日)
旧暦長月廿八日
霜降
霜始降(しもはじめてふる)
秋土用4日目

10月23日は秋土用4日目。間日2日目。

季節はまた巡り、
二十四節気は
『霜降」
七十二候は霜降の初候
『霜降始』
に。

北国や山里では霜が降り始める頃となりました。

だんだんと冬が近づいています。

霜は、空気のなかにある水蒸気が氷点下に冷えたものに触れてできる氷の結晶のことを言います。

その昔、『霧』は雪と同じように空から降ってくると思われていたため『降る』というようです。

冬が近づく秋の本番に楽しめるのが、
『紅葉狩り』

『紅葉狩り』の『狩り』という言葉。

『狩り』とはもともとは、大きな動物である『獣を捕まえる』という意味で使われていたそうです。

それが、だんだんと、『小さな動物を捕る』『果物などを採る』『紅葉や草花を眺める』
という意味でも使われるようになってきたそうです。
 
『紅葉を眺める』という意味でも使われるようになったのには、
平安時代に『狩猟を嗜まない貴族』が出てきたことによるものとされています。

平安時代の貴族は『歩くこと』を『はしたないこと』と考えていたそうですが、
紅葉を眺めに行くには山野や峡谷へ歩いて出かける必要があり、
そのために、『紅葉を見にでかけること』を『狩り』に見立てるようになったといいます。

当時は、紅葉を眺めるだけではなく、紅葉した葉の枝を折って、手にとって楽しんでいたそうです。

冬が近づいてはいますが、東京の紅葉はもう少し先になりそうです。

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