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マクロビアン薬剤師 十日戎 竹の神力

マクロビアン薬剤師 十日戎 竹の神力


現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦霜月廿七日
小寒(しょうかん)
水泉動(しみずあたたかをふくむ)
西暦2021年1月10日

今日から
小寒の第二侯
『水泉動』(しみずあたたかをふくむ)

地面の下で、凍った泉の水が溶け始めて動く頃となります。

まだまだ空気は冷たく、これから寒さも厳しくなって行きますが、
寒くなりながらも自然は春に向けて少しずつ動き出してきています。


そんな今日、1月10日には、例年、関西圏を中心に『十日戎』(とおかえびす)と呼ばれる
エビスさまをお祀りする神社で神事が行われています。

エビスさまは、
恵比寿・恵比須・戎大神(えびすおおかみ)・西宮大神(にしのみやおおかみ)・蛭子命(ひるこのみこと)
などの別称が複数存在します。

七福神の中でも『財福の神』として知られているので、商売繫盛を願う神様として、
祀られています。

また、鯛と釣り竿を持っているお姿から『海の神』『漁業・水産業・交易の神』
としても広く親しまれているようです。

商売繫盛を願う神事としては、
関東圏では『酉の市』が、関西圏はこの『十日戎』が有名です。

しかし、残念ながら2021年はコロナ禍の影響で、『酉の市』今日の『十日戎』も縮小しての開催となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、多くのお祭りや催し物が縮小・延期・中止になっています。

私たち一人一人が出来ることはなにかを今一度再確認して、
素敵な日本の伝統文化の存続を守っていきたいものです。

酉の市では飾り熊手、十日戎では福笹が縁起物としてでます。

福笹は竹の一種。

竹は古くから生命力や根強さ、苦難に耐え忍ぶ力を持った神聖な植物とされています。

竹の神力にあやかるのも良いかもしれません。

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