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母の半年ぶりの外出は通院で

母の半年ぶりの外出は通院で

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

母の入居している施設が新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のために、
3月末に面会禁止となりましたが、6月8日に条件付きで面会が出来る様になり、
外来受診もできるとのことで、
先日、大腿骨骨折の手術後のフォローで半年に一回行っている病院に連れて行きました。

1月にこの病院に行って以来の外出なので、本当に半年ぶりの外出です。

その日の朝は、わたしが施設に着くと、朝食後の歯磨きをしてもらっているところでした。

一緒に出かけることを伝えると、すこしビックリしていましたが、
ご機嫌も良かったのでホッとしました。

粉白粉をつけて、眉毛を描いて、リップクリームをぬってから、ガーゼのマスクをしました。

母は昔から、ガーゼのマスクを好んでつけていたので、アベノマスクは本当にありがたかったです。

半年ぶりに、お気に入りの外出用の靴に履き替えて、嬉しそうにしています。

いつも、外出の時はすこし光沢のある靴に履き替えるのですが、毎回自分の靴を見て、
『ピカピカで良いね』と言います。

車椅子には乗らず、病院についてから、歩けなさそうだったら、病院の車椅子を使おうと思い、
そのままタクシーで病院に行きました。

タクシーの中で、マスクを外そうとするので、付けててねと直してあげると、
意外とあっさり付けていてくれました。

病院に着くと玄関に車椅子があったので、乗る!?と聞くと、あまり気乗りのしない顔つきだったので、
そのまま歩いて、骨密度検査のところに歩いて行きました。

すぐに呼ばれて、検査室には一人で入って行けました。

検査が終わって、プリントアウトされた用紙を受け取り、診察室の前までそろりそろりと歩いて行くと、
女性の方が、順番を譲ってくださいました。

検査室の前で、先生の名前を言っていたのを聞いていて、自分の方が後だったからと、
母が、診察室に到着するのを待っていてくださったのです。

ありがたいことに、すぐに診察室に呼ばれて、診察までの待ち時間は0分でした。

検査の結果、半年前よりも骨密度が微増しているとのことで、先生もビックリ!
お薬も継続で経過観察。
次回は、予約ができる一番先が来年の3月だったので、何かあったら来るようにと、
2021年の3月まで猶予をもらいました。

母が診察室に入ったときに、マスクを外して、先生に
『わたしこんな顔です』と、アピールする一幕も。

気になっていた、骨密度が上がっていて、ホッとした1日となりました。


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