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地震と塀のこと、いえの「備え」

今朝の大阪北部地震、大阪にお住まいの皆さん大丈夫でしたか?
神戸も揺れました。
緊急地震速報より前に揺れ始め、家族で急いで廊下に避難しました。

今回学校の塀の倒壊に巻き込まれ、小学生のお子さんが亡くなられたというニュースを見ました。
とても辛い被害です。

新築住宅を建てる時(もちろん住宅に関わらず)確認申請で敷地周辺にある塀は建築基準法に則っているかチェックが入ります。

コンクリートブロック塀の高さは2.2メートル以下。
高さが1.2メートルを超える場合は、塀の長さ3.4メートル以内に控壁が必要。

写真のお住まいの塀も、既存の塀を利用したため(既存塀が1.2メートルを超えていたので)控え壁を設けています。


申請のときに、控壁設けるとスペース減るし嫌だなあ、と思うことがよくあるのですが、今回の地震でもコンクリートブロック塀が倒壊している写真をいくつか見かけたので、やっぱり必要なんだなと実感しました。

子どもを持つ親としてもとても悔しくて辛い被害なのだけど、起きてしまった被害は取り返すことはできません。

人災だ、と責める前に今庭にある塀や建物を見直して、直すべきところは直しておいた方が良いと思います。
お金がかかること、なかなか着手できないものですが、これも1つの「備え」だと思います。
もちろん、住宅の耐震改修も。「備え」として行うこと、おススメします。


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