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お父さんたち!偉いよ、そして応援してる!子育てファミリー向けの家づくり。

日曜日の朝。連休だし天気も良くないと聞いていたので、おとなしく仕事をしていようと出勤すると、平日と少し変わった光景に気づいた。

道路を歩く親子、ほとんどが「お父さんと子ども」の組み合わせだった。

自宅から事務所までの距離は徒歩15分ほどで、その間にスイミングスクールのあるスポーツジムが2か所。このスイミングスクールに行くお父さんと子どもが多かったのだけど、スーパーのビニール袋に食料品をもって歩くお父さんと子どももいたし、公園に遊びに行くお父さんと子どももいた。お母さんと子どもの組み合わせは1組、あとファミリー全員でという組み合わせが1組で、それ以外はお父さんと子どもの組み合わせだったから驚いた。日曜の朝は親子で歩く人も多いので、おそらく10組以上は見ていると思う。

ちなみにその道沿いにはマクドナルドもあって、日曜日の朝マック時間帯もお父さんと子どもがとても多い。

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十数年前の育児環境

我が家が幼児の子育てをしていた十数年前は、公園に子どもを連れてくるお父さんがたまにいるととても目立った。よく公園に来ていたお父さんはフリーランスで私と似たような環境だったので何度か話をした覚えがある。当時は保育園の送り迎えもお父さんは少なかったかな。我が家も保育園に通った数年間でお父さんにお迎えに行ってもらったのは3回くらいだと思う。

だから、子育てを「手伝い」ではなく、自分がやるものとして責任もってやっている今のお父さんたちを見てただただ「偉い!!」と思う。そしてそれが当たり前になった時代の変化も嬉しく思う。


もっと男性が育児参加するべきだ、と訴える人たちもいるけれど、今乳幼児育児中の友人たちはみんな夫婦共に協力して育児をしている。サッカー観戦仲間の「お父さん」が産後に育休を取得したときには本当に感動した。今では私にとっては孫みたいにカワイイ子どもちゃんたちと一緒にサッカー観戦を楽しんでいる。

十数年でそこまで育児環境が変わったのだから、これからもっとお父さんたちが育児参加しやすくなると思う。


家事分担できる家

実際にみゆう設計室のお客さまも夫婦共に家事育児を分担している家庭が多い。共働き家庭のお客さまが多いので、以前から夫婦で家事育児を協力している方が多かった。

間取り相談をしていて、敢えて「家事分担はされていますか?新しい家でどのような家事分担をしたいですか?」という質問をするくらいだ。

実は少し意地悪な質問で、家事や育児をシェアするのは当然、という流れで家づくりを考えてもらっている。ごめんね、お父さんたち。でも、それはイヤイヤやるのではなくて、楽しんで、自分から自然にできるように促す家をつくるためなのです。


自分から自然に家事育児をしようと思うように

男性が料理をしてくれるキッチン、というコラムを書きましたが、これは男性に料理をしてもらうためのキッチンを作ったのではなくて、家事ラクなキッチンを作ったことで男性が料理をするようになった、というキッチン。


よく考えてみたら反抗期の子どもたちに勉強しろ、片付けしろ、と言っても嫌がるばかりで何もしなかったけれども、その楽しさが分かるようになったら自然にやるようになった。言う方も嫌な気持ちになるので、それなら最初から言わなければ良かった、と今では思うのだけど、母としても初めての子育てでしたしね。

それと同じように、家事も育児も負担が少ない家になったらお父さんもお母さんも関係なく楽しめるようになるのかなと思っています。


お父さんたちを応援してる!

お父さんたち、家事も育児も頑張ってる。でもね、お母さんたちもたくさん頑張ってるよね。少しずつ社会も家事育児しやすい環境になってきているけれど、まだ不足することはたくさんあるし、改善すべき点は改善したら良い。もっと意見を伝えて、もっと子育て家庭が優遇されて良いと思う。

そして、育児中のお父さんたちを応援してる。お母さんたちも応援してる。育児も家事も頑張りすぎずに、楽しんで!!

楽しい暮らしができる家をつくりたいときはお声掛けくださいませ!




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