秋の詩(うた) 新幹線で

恍惚と流れる夕の空
その前でより一層碧い山よ

ややあって
木陰で稲取る祖母と白鷺
 
一度忘れ
私は想像した


誰に 何人に愛を配ろうと
私の自由だ
いつ どんなことばで
どんな色で渡そうと。
叫ぼうと。
初秋の田んぼの黄緑に染まってきている。


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