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社員面談って何をするの?

こんにちは!aRの三好です。
今日は新たなサービスとしてスタートした福利厚生型社員面談サービスについてのお話です。実際に「社員面談では具体的に何をするのか?」という疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。今回は、社員面談で行う内容についてご紹介します。

カウンセラーが話を聞くのがメイン

まず、「面談」という言葉についてですが、辞書で調べると「面談=面会して話すこと」と書かれています。実際に行う社員面談も、リアル対面やオンラインといったパターンはあるものの基本的には、面談を受ける方(社員さん)とカウンセラーが1対1で顔を合わせ、話をします。

では、その「話」について。普段私たちがお互い会話を行うときは基本的には「双方向」であることが多いです。双方向というのは、どちらかが話す役でどちらかが聞き役といった役割分担がされておらず、基本的には両者が話すことも聞くことも行います。

一方で、面談では社員さん(基本的には話し手)とカウンセラー(基本的には聞き手)という役割があり、社員さんのお話をカウンセラーが聞くというスタイルがメインとなります。

話を聞くとは

ただし、この「聞く」という行為にポイントがあるのです。
今回の記事では「聞く」という漢字を使っていますが、面談での「聞く」は正しくは「聴く」という漢字を使います。
単に耳に入ってくるということではなく、耳を傾けて聴く=「傾聴」を行います。

傾聴とは、相手の話を聴く際、好き嫌いや善悪の評価をせず、 相手の話を否定せず、受け入れることです。なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴きます。
傾聴の三原則として「共感的理解」「無条件の肯定的関心」「自己一致」というものがあります。
相手の立場を理解しながら受け入れ、相手に対しても自分に対しても真摯な態度で臨むことが求められます。
社員面談では、このような傾聴といった土台を元に下記の手法などを使い、社員さんがより良い状態となるよう関わります。

面談で使うアプローチ

①カウンセリング
専門知識や技術を持つカウンセラーと相談者との対話を通じて、相談者の抱える困りごとの解決をサポートします。
日本語で「心理相談」とも呼ばれ、カウンセラーは相談者の話を常に受容し共感的態度で傾聴します。
積極的にカウンセラーが相談者へアドバイスを行うのではなく、飽くまで相談者自身で解決できる力を持つことを目的としています。

②コーチング
コーチが相談者の話に耳を傾け、観察や質問を投げかけながら、ときに提案をし、相手の内面にある答えを引き出す対話手法です。
コーチの語源である「馬車」は「人が望むところまで送り届ける」という役割があることから、コーチングは「目標達成のために支援をする」という意味で使われています。
知識を教えたりアドバイスしたりしないのが特徴で、コーチからの質問を元に相談者自身が自分自身と対話をすることで目標達成のために自発的な行動を促します。

③コンサルティング
相手の相談に乗り、相談者の課題などに対してアドバイスや解決策の提案をします。キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。このように、社員面談では「単に会話をする」ということではなく傾聴を土台とした様々な手法を使い、社員さんをサポートします。
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、プロコーチなど熟練した対人支援のプロが皆さんの面談をおこないます。

少しでも気になりましたら、お気軽にお問い合わせください。

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