コロナ禍で思うこと

コロナウィルスが発生して1年が過ぎました。人が集う事を基本とするイベント業界にとって、人との接触を避ける事が最大の感染防止となるウィルスは厄介極まりない相手です。マスクを外して飲食を行う結婚式・披露宴は延期になったり、親族だけで行われるケースが増えています。

第2波は第1波の知見をもとに上手く乗り切り、秋は段々イベントの現場も増えてたので、コロナとの付き合い方が分かり、withコロナの展開が見えたと思ってました。そんな甘い見込みの中、起こった第3波は強烈でした。60歳未満は重症化の可能性が低く、無症状の事が多いこと、外出や人との交流をなるべく避ける生活を強いられたことでの鬱憤で、人の動きや交流が戻り出すと途端に感染が拡大する、なんとも老練な性質のウィルスです。インフルエンザが通常数万人でている時期に、今年はまだ数十人しか出てないらしく、それだけ感染対策をしている中、拡大しているコロナウィルスは、油断できません。日本の医療体制が海外に比べ、ウィルス医療に対して脆弱なことも考慮すると、withコロナの期間にイベント活動は相当制限されそうです。

ワクチンの有効率は95%と高く、期待はしているのですが、集団免疫が持てるだけ接種が進むのは、早くとも年内くらいになりそうですし、今後発生るであろう変異種には効かず、元の木阿弥状態になる事も十分あり得ます。

正直、第3波前は、afterコロナ感があったのですが、withコロナは、いつ終わるか分からず、withコロナが続いても継続できる事業構造にしないと駄目だぞと、コロナに頬を叩かれた気分です。ブライダルでいうと結婚式のみを行う事やフォトウェディングなど、飲食を伴わないサービスですかね。最近思いついた面白いアイデアがあり、ちょっとワクワクしてるので、地道に形にしていきたいと思ってます。

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