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「感情」を全て許可したら、「ありのままの自分」を愛せるようになった

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感情は、自然と湧いてくるものであって、コントロールできるものではないことを知り、どんな感情を感じていても、自分を責めなくていいんだって気づくことができた。
今までは怒りなどの感情を強く感じすぎると、とんでもない行動を起こしかねないと思い込んで、荒ぶる感情を抑えようとしていたけれど、その必要もないことを知った。

感情は、抑え込もうとするほど暴走しちゃうから、結局、感情にのまれ、冷静さを失った言動をしがち。

感情は、抑え込もうとするのではなく、感情の存在に気づき、認め、しっかりみつめてあげることで自然と消えていく。
すると、自分がとる言動を冷静に選択できる位置に立つことができる。

自分の意思でコントロールできるのは、感情自体ではなく、感情に対する向き合い方と、感情を受け止めた上での思考や言動の選択だったんだ。
この気づきは、感情の扱いに戸惑い、自分の感情に対しても、他人の感情に対してもどうすればいいのか分からず、混乱し、慌てふためき、振り回され続けてきた私にとって、本当にありがたい気づきだった。

感情を恐れて、コントロールする必要がないことを知ったことで、どんな感情も抑え込むことなく、感じるままにそのまま感じるように意識するようになった。
今この瞬間、自分は何を感じているかとか、ひとつひとつの物事に対して自分がどんな感情を抱いているのかを、意識的に、積極的に見ようとするようになった。
さらに、紙に書き出しながら、しっかり向き合い、感じきることで、自分が持っている観念や心の傷、普段よく掴み取りがちな思考、自分が好きなもの嫌いなものなどがはっきりと見えてくる。

自分のことがより詳しく見えてくると、自分の中の何を癒せばいいのか、自分の本当の望みは何なのかがわかる。
自分をよく知ることで、意識的に瞬間瞬間の自分にとっての最善の選択をする人生を送れるようになる。

これまでの霧が立ち込め、何も見えない状態で、言われるがままになんとなく生き、世の中の価値観に合わせ、闇雲に物事を選択し、あーでもないこーでもないと彷徨い歩き、起こってくる出来事にいちいち一喜一憂して、振り回され続ける人生とはおさらば。

最近は、苦手だった「感情を表現すること」も意識的に徐々にやってみている。
一人の時や今の私にとって唯一甘えることができる家族の前で、「寂しいよ〜」「苦しいよ〜」「辛いよ〜」「落ち着かないよ〜」「助けて〜」などと言葉にしてみたり、言葉にできないような感情をただ「うわぁ〜〜!」「ぶぇ〜〜!」などと叫んでみたりしている(笑)
これをすると、ハートの中が癒されていくのを感じ、だんだん軽くなり、子どものように叫んでいる自分がなんか面白くなってきて、楽しくて笑えてくる。

小さな子どものような騒々しい私の心の叫びを、微笑ましく思ってくれているのか、面白がってくれているのか、ただ側で聞いてくれている家族に本当に感謝している。

どんな感情も感じていいと、自分に許せるようになったことで、今まで何度試みても、どうしても受け入れられなかった「ありのままの自分」を受け入れることができるようになった。
自分の弱さや欠点、人間らしいところ、過去の失敗などを責める気持ちが薄らいできた。
さらに、自分を責めてしまう自分も許す、許すことができない自分も許すというように、より高い視点、無条件の愛の視点に立ち、どんな自分にもOKを出せるようになってきた。
全ての感情を感じることを自分に許したことで、常に感じていた緊張が和らぎ、力が抜けて、厳しくジャッジしてしまう癖も緩み、いろんな自分を許せるようになってきた。

自分を許せるようになると、自然と他人のことも許せるようになり、自分にも他人にも優しく、余裕のある自分でいられるようになってきた。

長い間、思考や感情と自分を同一視して、また思考や感情を自分のものだと思い込んでいた。絶え間なく流れてくる思考や感情、恐れから身につけた観念や思い込み、自分の中の善悪や損得といった基準で物事をジャッジする癖などに縛られ、いろんなことをすごく深刻に捉えて苦しみながら生きていた。

でも今は、たくさんの気づきを経て、自分の内面で起こることも、外側で起こることも、より高いところから俯瞰するということが徐々にできるようになり、感情や思考、起こる出来事に、ただ振り回されるのではなく、「向き合う」という選択が可能になったことで、自分にとっての心地よい在り方が見えてきた。

それは、「ありのままの自分」を受け入れた上で、自分の「本当の望み」に向かって、ちょっとずつ行動してあげるという在り方。
もっと詳しく表現すると、高い視点、無条件の愛の視点に立ち、今この瞬間のありのままの自分を丸ごと許し、認めてあげた上で、感じていることや思いを十分に聞いてあげて、まだ癒えていない心の傷の癒しとなることや、本当の望みに近づくための今できる抵抗の少ない小さな一歩を行動してあげるという在り方。

この在り方を意識して過ごすことで、不安を感じていても、同時にどこか安心感と希望を感じられているという状態でいられる。
この安心感の正体はきっと、唯一24時間365日、常に自分のそばにいてくれている自分自身が、どんな時も、どんな自分も、丸ごと認め、許し、愛し、信じ、望みを具現化していくこと応援し、行動に移してくれるという、自分への「信頼」ができてきたからだと思う。

この在り方にたどり着けたことは、私にとって一生分の価値がある。

たくさんの気づきやヒントを与えてくれたたくさんの人々、出来事、見えない存在達に感謝。

ありがとう。

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