どっちに転んでもエロい理論から考える欅坂46とか
今日の朝、こんなTweetが目に入りました。
ダイターン3とか知らない人、たくさんいると思うんですけど、まぁ僕もアニメ全然見たことないんですが、とりあえずスーパーロボット大戦(ゲーム)の中で使い勝手よくてめっちゃ強かった印象と、主題がが好きだったので、よく覚えていました。
その最終回のラスト1分くらいの映像なんですが、主人公の波乱万丈が自分の屋敷にいるのかいないのかっていうのがすごい議論になったらしい。
確かに議論になりそうな終わり方だなと思いつつ、前のストーリーが全然意味がわからないので、とりあえず最終回をググる。
したらば、Tweetより1分ほど長い最終回にありついたので見てみたら、開始5秒で
「僕は嫌だ」
不協和音かい!と、思わずツッコんでしまう。しかも物議を醸すラストなわけですよ。否が応でも欅坂46 アリーナツアー2017 不協和音を思い出すじゃないですか。(あれ?秋元康、富野由悠季好きなのかな?とか思っちゃったよね)
東京ドームの公演が終わってから1週間経つのに、僕のTwitterにはいまだに欅坂46と平手に対する考察だったり感想だったりのTweetがたくさん流れてくるんだけど、ダイターン3はダイターン3で40年くらい経ってるのに、この最終回についてブログで考察書いてる人がいたんですよ。
マジすげーな
って思うよね。そんなにも人の心を惹きつけて語らせてしまうコンテンツを作れているというのは。
そこでふと、(これまた私の大好きな)フジテレビで昔やってた「世界は言葉でできている」っていう番組を思い出しました。
さまざまな偉人・有名人たちが残した名言を、空欄で一部伏せた状態にして紹介。その空欄を埋める言葉を、ゲスト解答者たちが考える。ただし「彼らが残した言葉を当てる」のではなく、「彼らの言葉をさらに超えるグッとくる言葉を創り出す」ことが目的。
っていう番組なんですが、その中で長嶋さんの名言
スターの条件は、みんなの期待に応えること。
スーパースターの条件は、その期待を超えること。
それをおぎやはぎの矢作が
スターの条件は、活躍したことが報じられる人。
スーパースターの条件は、活躍しなかったことが報じられる人。
っていう名言を残すわけです。これめっちゃ好きなんですよ。ホームラン打ったことより、三振したことが報じられる人のほうが圧倒的に少ないし。いやまじ、これ的をいてるなぁってずっと思ってて。
んでさらに、アメトーーク!でアンジャッシュの渡部が
「パンツルックの娘は、パンツのラインが出ててもエロいし、出てなくてもTバックってことだからどっち転んでもエロいと思います。」
っていう、名言を残すわけです。わかりみがすごい。
それと同じ感じで、オードリーのラジオ番組か何かで、若林が「春日があるテレビ番組のリアクションですべってたんですけど、どうしたらよかったんですかね?」みたいな笑いに対する質問をザキヤマにするんですよ。そしたらザキヤマが間髪入れず、
そんなのもっとすべりそうなリアクション取ったらよかったんだよ。中途半端なリアクションじゃなくて。そしたら、すべってたらツッコめば笑いに変えられるし、ウケたらウケたでいいわけだし(うろ覚え)
みたいなことを言ってたんですわ。これってまじ、どっちに転んでもエロい理論だなって思ってて。どっちに転んでも、結果、すごいことになるようにできるってやばくない?最強じゃない?(当たり前だけど)って思うわけです。
んで、さかのぼって、東京ドームでの平手を見ながら、「あーこの人は、すごいパフォーマンスをしても話題になるし、逆に出られなくてもそれが話題になっちゃうんだよなぁ、最強のスーパースターだなぁ」
まじパねぇ!まじスーパースター!
って改めて思いながら、こんなどっちに転んでも楽しめるコンテンツ、どうやったら作れるんだよって思う夜更け。