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長野で楽しんだ食事から思うこと

"はじめての"長野

長野県には何度も訪れてはいるが、JR長野駅に降り立ったのは今回が初めて。友人の結婚式という良い機会に恵まれ来ることができた。

ちょっとローカルな雰囲気

ふらりと入った居酒屋

夜19時過ぎに長野駅へ到着し、駅から徒歩5分ほどのホテルにチェックイン。遠出の際には、できるだけ現地の食を楽しみたいと思うのは性分。
あまりネットでの口コミばかりを参考にしてしまうと勘が鈍るので、できる限り歩いてお店を見つけたい。
ということで、駅前をふらふらと歩いていると郷土料理を出すお店を見つけたので暖簾をくぐってみた。

なめこおろし

艶々としたなめこ。なめこの甘みと大根の辛味。
鬼おろしまではいかないくらいの絶妙に粗い大根おろしに一片の唐辛子がにくい。

信州サーモン

とても綺麗な色をしている。

蜂の子

白と黒が混じる。醤油と砂糖で味付け。黒は羽が生えていてやや成虫にちかくサクサクしている。白は幼虫に近いのか白子のようにねっとり。

蕎麦

新蕎麦。白く輝いていた。

郷土の味を楽しんで思うこと

日本において食の西欧化が進む中で、価値が高いのは各地域に根付いた食文化であると強く思う。
どこに行っても似たように平準化された食ではなく、特色ある食事こそ一段と評価されるべきだと感じている。
とくに、水際対策緩和により数年ぶりに"開国"したこの国は、これから再度インバウンドに頼った経済活動を行うことになる。
海外からの旅行客に訴求するアイテムは、まだまだこの国の至るところにある。
食と環境意識を中心としたSDGsが注目を浴びつつあるなかで、とくに地産地消は、そのあるべき姿に近い。環境にもよく、そこでしか経験のできない郷土の食はこれから注目されると信じている。

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