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9月定例県議会開会。毎度毎度「緊急」と称して牛肉畜産に予算つけるのやめませんか、という話。

宮崎県の9月県議会が開会したというニュースが、NHK、民放ともに地元ニュースに流れています。

昨年も9月の県議会では「緊急」と称して、和牛畜産農家への補正予算が成立していました。今年は昨年よりも総額は補正としては減ったようですが。

宮崎県議会 和牛繁殖農家への緊急支援対策など 総額160億円余りの一般会計補正予算案などを可決 |宮崎県政ウォッチ (note.com)

こんなに毎年毎年おんなじようなことをやって、緊急でもなんでもないほぼ出来レースをメディアで定期的にアピールをするわけです。

できるだけフラットな視点で県政をウォッチしようにも、あまりの偏重ぶりに最近では反吐が出そうです。

つい最近 円安&国民のインフレ許容度上昇局面でどうにもならない和牛畜産をこれ以上補助すべきではないだろ、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com) という記事も書きました。

そもそもが所得税や住民税さえも優遇されているのに、インフレ許容度も上がりかつ円安で競合外国産との競争も優位になっている中で、消費者から生活防衛のために真っ先に見捨てられるような商品など、自由主義経済の原則において行政が更に支援すべきではないはずです。

「県内で消費拡大キャンペーンをします」と言っても、この10年以上ほぼ毎日宮崎牛キャンペーンやっている感じのところに更に予算をつけても、消費が拡大するわけ無いでしょ。キャンペーンっていうのは時々やるから効果が上がるんですよ。

そもそも、宮崎県民には贅沢品を買う余裕すらないんですから。こんな県にしたのはあなたがたでしょ

消費者物価地域差指数 2022年 宮崎県は5年連続で全国最低。13年の統計開始以降8回目。宮崎が一番デフレの足を引っ張って来たんだな、という話。|宮崎県政ウォッチ (note.com)

宮崎は自分が思っていた以上に貧困化が酷い状況だと実感した話。総務省家計調査から。|宮崎県政ウォッチ (note.com)

あんまりこういうことは書きたくないんですが、あまりにも毎度のことなので愚痴も言いたくなりますね。

タイトル画像はAIで作成した
「売上が上がっても減っても必ず補正予算が出るからニコニコの牛肉畜産業者」
です。

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