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このままおじさんにはなりたくない

 なんとなく、ただなんとなく、このままおじさんになっていくのは嫌だと思った。髪の毛の白髪は増えたし、いつのまにかついていた腹回りの脂肪は落ちないし、階段登る息切れが前よりはやくなった。そう感じるこの頃。

 このままおじさんになっていくのは嫌だ。ただ勘違いしてほしくないのは、歳はとりたくないというわけではない。まぁとりたいわけでもないが。良い歳のとり方をしたい。このまま、本当このままおじさんになっていくのが嫌だとふと思ったって話である。

 だからと言って、何か対策をしているわけではない。白髪はまぁなんとかなるけど、腹回りの脂肪や体力低下に対しては、特に何もやっていない。何かをやらなければ。

 じゃあ何をしようという話である。筋トレ、ランニング、いいや。私は知っている。どれも続かないことを。継続は力なりとよく言ったものだ。継続できる人達は、本当に凄いと思う。私は一瞬やる気になるが、どれも続けることができなかった。続けろよって話なのだが、どうせ途中で辞めてしまうから、それ以外で何かを考えたい。

 結局何かを手に入れるためには、コツコツした努力が必要なのだ。それは分かっている。分かっているが、体が動かない。楽な方に逃げてしまう。そんな自分が嫌だ。いや本当はそんなに嫌じゃないかも。でも将来後悔しそう。そんな漠然とした感じ。

 でもコツコツって難しい。みんなどんな原動力で努力ができてるのだろう。教えて欲しい。例えばプロ野球選手がバット振ったり、健康面に気をつかうのは分かる。だってそれで結果を出せば年俸が変わるし、自分の将来に直結するから。

 そしたら僕みたいな普通のサラリーマンが何のために筋トレをするのか。なんで筋トレ中心で書いてるのか自分でもわからないが、筋トレ以外にもそれぞれの努力をコツコツ続けれるのか、その先の目標のため、なりたい自分になるためにやるのか。でもそれを叶えたところで、何が変わる。人生においてメリットはあるのか。

 こんなぐだぐだした考えを持っている時点でダメなのも知っている。プロ野球選手だってまずその何かを叶えるために必死に努力してきた人達だってことを知っているつもりだ。叶うとか叶わないとかじゃない。ハイキューの山口君の言葉を借りるのなら「プライド以外に何が要るんだ」てことだろう。きっと胸ぐらを掴まれてしまう。

 こんな「あつい」ことを書きたかったわけじゃない。ただ自分が立てた目標すらも満足にそこまで歩けない自分が情けない。書きながら、嫌になってきてしまった。今もこうやって書いている時だけ、まるで酔った時だけあついことを言う、嫌なおじさんみたいで本当に嫌だ。やっぱりこんな自分は嫌いみたいだ。かっこよくない。

 このままでは、週に一度のnoteを書くのも辞めてしまいそう。でも今のところ辞めないのは、辞めた時に僕の胸ぐらを掴んできそうな奴が一人いるから。そいつのおかげで重くなってきた腰を上げ、なんとか今日も書けている。ありがたい存在だと思う。週に一回書くことで、またやる気が出てきた。うん。書く前とは全然違う。やる気が出てきた。

 今思った。胸ぐらを掴んでくる奴のおかげもあるが、根本は書くことは楽しい。それに尽きる。今も書いていて楽しくなってきた。これだ。明日からまた書けそうだ。今はそんな気分。酔った時だけのテンションじゃない。今のメンタルなら良い歳のとり方ができそうだ。

 あれ、書く、書かないの話じゃなくて、腹回りの脂肪と体力面の衰えをどうしようと思う話を書くつもりだったのに。話が逸れてしまった。

 とりあえず、筋トレやランニングの継続は難しいから、明日から会社まで歩いて行こう。それぐらいならできそうだ。あ、でも明日は雨か。晴れた日からでいいかな。

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