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テクノキングと話し方と風水〜イーロン・マスク氏

先日クルマを運転中に、横からあまりにも切れ味鋭く、いわゆるキレッキレのドライブテクニックで車線変更して前に入ってきた車がいました。さらにそのまま素早く隣の車線に移っていったので、どんな人が運転しているか車内を横目で覗いてみたら、驚いたことに運転席には白髪の老婦人。助手席の旦那様らしきお年寄りと談笑していました。車内には”キレッキレ”の欠片もありませんでした。

老婦人が運転していたクルマは、テスラだったのです。
どうやら切れ味満点のドライブテクニックは、テスラ社が誇るオートパイロット(自動運転)のなせる技だったようです。

テスラ社CEOのイーロン・マスク氏は十代の頃、自分の人生の目標は「世界を救うこと」と宣言したと言われていますが、世界を、高齢者の自動車事故の不安からも救おうとしているのかもしれません。

そうそう失礼しました。イーロン・マスク氏は、テスラの”CEO”ではなく、”テクノキング”と呼称を変更されていますね。
【テクノキング】イーロン・マスク氏を、風水で探ってみます。
1971年 6月28日生まれ
年の本命星:二黒土星
月の本命星:七赤金星
日の本命星:七赤金星
そこに、宿命天中殺という、波乱万丈に生きる宿命の星を持っています。

これを統計的に分析すると、イーロン・マスク氏の気質は、
人々の注目を集めたいナルシスト的な派手な見かけと立ち居振る舞い。しかし相反して、内面はストイックなほどに地味な努力家。ひと目に触れないところでの地道な作業や勉強を、長時間続けることも得意とされています。
金運にも恵まれているけれど、お金をためることにそれほど興味はなく、世の中のために使うことに意義を感じるタイプ、となっています。
また、参謀役に回るのが運気を上げる近道とされています。自分が主役にならずに、他をひきたてることで、自分自身も運気が上がっていく性質とされています。

わたしの提唱している話し方に風水を取り入れて運気を底上げする「話し方風水」の観点からも、
年の本命星に二黒土星を持つイーロン・マスク氏は、
淡々と一定のリズムを保って地道に話すことが運気を上げる話し方です。七赤金星を二つ持っていることからも、なるべく攻撃的にならず、親近感を与えるような、包容力のある話し方が理想です。自分が前に出るために 相手の話をさえぎったり、独善的な喋り方は運気を下げる原因となります。
そういう話し方は、テクノキング、イーロン・マスク氏のパーソナリティとは、かけ離れているのでは?と、わたしもはじめは思ったのですが..

イーロン・マスク氏の話し方は、淡々と、大きな声を張り上げず、必要以上に抑揚もつけない地味な話し方です。

一つ目の動画は、南カリフォルニア大学・大学院の卒業式でのスピーチなのですが、大学のスピーチクラスなら、マスク氏のこのスピーチではA+はもらえないのではないでしょうか。抑揚が少なく、思わせぶりな”ため”がなく、終始カラダを揺らしながら話すことは、全てマイナスポイントとアメリカの大学では教わります。

けれども、これこそが、二黒土星の土台に合わせた話し方なのです。

よく見ると、マスク氏はとてもリラックスしていることがわかります。終始同じリズムで、同じトーンで、体の動かし方から眉毛の動かし方まで、常に一定のリズムを保っています。これは、緊張している人の態度ではありません。マスク氏は、わざと優等生じゃない話し方をしているのでは?と勘ぐりたくなるほどです。

さらにこのスピーチを観察すると、マスク氏は、わざとらしい抑揚はないけれど、センテンスの始めに自然なアクセントを置いて話し始めています。こうすることで抑揚なく話しても、話のポイントが聞き手に伝わりやすく、聞きやすいものとなっているのだと思います。

二本目のインタビュー動画でも、二黒土星の会話の仕方のお手本を見せてくれています。
まず会話相手の話しを遮らず、相手のペースにのっているところ。そして自分が伝えたいポイントを、声のボルテージを上げることなく、けれどもしっかり最後まで話されています。生まれ持った運気を、話すたびに上げていく強運の持ち主と感服します。
この淡々と相手を引き立てるような包容力のある話し方をいつも、プライベートでも続けていて欲しいと願っています。

オンライン決済サービスから宇宙事業に、そしてクリーンエネルギーの「テスラ社」へ。さらに並行して太陽光発電会社を展開しているイーロン・マスク氏は、そのほかにも人工知能や地下トンネルを利用した近未来的な超高速大量輸送システム構想など、次から次への奇想天外とも言えるアイデアを発表し続けています。
もしかしたら、十代のときに宣言した通り「世界を救う」ことに専念していて、自分が大将になることなどどうでもいいのかもしれません。むしろ自らを、世界と地球の参謀役と位置付けているのかもしれません。

人類の火星移住計画を本気ですすめている現代のアイアンマン、イーロン・マスク氏ですから、その淡々と親しみやすい話し方で、異星人をも懐に入れてしまう日も近いのではと想像を膨らませてしまいました。

お時間いただいて、ありがとうございました。




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