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マッチョでタフで強くなくても


エゴサーチをしていたら、メルシーベビーさんがnoteで拙著『平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命』(幻冬舎)について、うれしいご感想を投稿していただいていましたので、シェアします!

この本の最終章のタイトルは「弱くある贅沢」。あ、すごいわかる、と思う。強くなくてもいい、強くならなくても生きていけるというのは、実はとても贅沢なことなのだ。人は危機的状況に際して初めて「強さ」を要求される。弱くいられるのは、それが許される贅沢な環境にいるからだ。

時々、海外の治安の悪い国に移り住んだ人なんかが「日本人は平和ボケしている。ふにゃふにゃしててけしからん」と言うのを聞く。だけど、それでいいんじゃないか。多少、間が抜けていても生きていけるのはいいことだ。誰もがマッチョでタフで強くなければ、生活することもままならない、そんな世界ははっきり言って地獄でしかない。弱くても生きていけるのは、悪いことでは決してない。

拝読していて、著者の僕自身、気づかされた視点がたくさんありました。発売から半年が経っても反響をいただけるのはとてもうれしいことですし、とても大切に読んでくださったことが文章から伝わってきて感激しています。

ぜひ、みなさんもご一読いただけると幸いです。それではまた!

宮崎智之

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