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雇用に対する不安が、在宅勤務「自分管理」の推進力に

自宅が職場から遠いせいか、朝の通勤電車の中でネトフリやアマプラらしき動画を視聴している会社員をよく見かけます。彼らがいま在宅勤務に切り替わり、通勤していた時間帯に自宅でネトフリを視聴していたとしても、実質的に何も変わりません。

私も在宅勤務の前までは、朝の通勤時に海外市況を確認し、帰宅時には酔っ払ってたまに寝過ごすというパターンでしたから、やはり実質的に何も変わりません。寝過ごす事は無くなりましたけど。

在宅勤務中の「自分管理」のあり方は、その時の景気動向に依存するように思います。現在の多くの人々にとって、「自分管理」の推進力は『雇用に対する不安感』ではないでしょうか。

景気が良ければ、忙しいので「自分管理」する必要はありません。「働き方改革」によって残業を無理やり減らされても、副業や共働きなどで収入減を補えます。在宅勤務中の平日朝にネトフリを観たって平気でしょう。通勤電車のネトフリと同じですので。

しかし今は、景気がすこぶる悪い。副業はなかなか見つかりません。そんな時期に在宅勤務を強いられ、外出も帰省もできないとなれば、平日の時間的な自由度は格段に上がります。

私自身、コロナの影響でセミナーや講演などが続々とキャンセルになり、結果的に空いた時間が増えました。空いた時間を就職活動に費やすのか、職業上のスキルアップに活用するのか、あるいは資産運用に精を出すのか。最近の株高を見ていると、最後の選択肢を選んだ人が意外と少なくない気もします。

#平日朝からネトフリOKですか #COMEMO



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