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生きていける、これがあれば。

西荻窪、テキーラバーFRIDA。
お客さんとして見に行く予定で楽しみにしていた
優しいパンクお姉さんワンマンライブ、店内はお客さんでいっぱいだ。

私が今いる場所は客席ではない。
ステージだ。

優パンの〝irony〟歌詞の朗読、そして〝irony〟を元に書いたお話の朗読をする。

アルバム〝簒奪〟に収録された全ての曲を元に
お話を書き朗読をさせてもらって。今回の〝irony〟で全て朗読もしたことになる。
毎回、歌とセットで朗読していたのだが、今回のセットリストにironyは入っていないとのことで。
お話だけ。というのも何だかなぁ、何か出来ないかなと考えていた所に、歌詞の朗読を思い付いたのだ。
せっかくのワンマンの時間を削ってしまうのも心苦しさを感じたが、提案してみると〝歌詞の朗読聞いてみたい!〟と快諾してくれた。

お客さんとしていつも会う方達も、初めましての方も、暖かい雰囲気で観てくださって。
そこからワンマンの時間。お客さんの笑顔、笑い声、手拍子、暖かい空気の中でのライブ。
〝まだまだ聞いていたいよ!〟って声。
愛しかない時間だった。

日々の生活や仕事の中から生まれる歌達。
どんなに嫌な出来事も、痛い想いも、悲しさや、ぶつけたい怒りも、いわゆる〝ネガティブ〟ってやつが2人の手に掛かると軽やかに疾走感を持って、
昇華されているのだ。〝ネガティブ〟もあっていい。溜め込まずに、吐き出して、笑いとばして。
〝そんなこともあるよね、生きてればさ〟とでも言うかのように、生きることに軽さを与えてくれる。

嫌なことがあった日は、いつも優パンの曲を頭の中でリピートする。元気が出てくるんだよね。
たぶん、優パンファンは全員そうなんじゃないかな?と思ってる。

1時間半があっという間過ぎてびっくりした。
どのライブだって毎回毎回素晴らしいんだけど、
ワンマンっていいな。って改めて感じた。
濃いよね、どっぷり優パンの世界を堪能できる感じ。

終わってから皆さんから嬉しい言葉も沢山かけて
頂いて。
カッコ良かった
読んでみて欲しい歌詞がある
他の場所でもみてみたい…

嬉しすぎて思考が止まりましたよ。
歌詞の朗読、やってみて面白かった。無限に色んな表現が出来そうで。

あと、自分が生きていける世界を1つ見つけた感じもしてて。〝これがあったら、生きていける〟
みたいな、ね。
ふわっとしてて、まだよく分からんけれども。

新たな可能性を示してくれた優パンの2人に、
そしてお客さんに、感謝しかない。
簡単な言葉しかでなくて申し訳ないけど。

さぁ、これから私の目の前にどんな世界が開けていくのでしょうか?!
ドキドキワクワクとちょっとの不安。
知らない世界に飛び込むのは好きな方でしてね。
いくつになっても挑戦と冒険を…!!


巻き込まれ事故から始まったこのストーリーは
一体どこまで広がっていくのかしら。





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