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【🌏私の地球カリキュラム⑭】 高校受験 毒母の敷いたレール

私は、高校に進学するもりは無かった。

中学を卒業したら、
都会に出て働きながら、自分のやりたいことをやろうと思っていた。


なにより、
また学校に行ってイジメられるのが怖かった。

生きている意味さえ分からないのに、
なぜ勉強をしなければいけないのか
分からなかった。

私には、やりたい事があった。
それには、勉強は必要ないと思っていた。

中学時代に、
あれだけ過酷なイジメに合っていたのだから、まともに勉強出来る精神状態ではなかった。


だから、私はおバカだ。(о´∀`о)


中3の秋、母に勇気を出して
「私は高校には行かない、やりたい事がある」と言ったことがある。


すると母は、
「あんたバカじゃないの💢」と正座をさせられ、コンコンと夜中の2時まで説教をくらった。


私は、諦めた
高校に行かないということを諦めて、
行くことにした。


しかし、
試験に落ちれば行かなくて良いわけだから、
試験の回答用紙を白紙で出せば、それで良かったのかもしれない。

しかし、
私は真面目なので、真面目に試験を受けてしまった。
白紙の回答用紙を出す勇気がなかった。

そして面接では、
「将来は保母になりたいです。」と元気よく言っていた。


なぜ、保母さん?


私のやりたい事は保母さんではない。
私を、保母にしたかったのは母だ。


中学の時から、母は事あるごとに私に
「保母さんになったらいいがー」と言っていた。
いわゆる洗脳だ。


私の受験した高校には、
福祉コースなるものがあった、
母はそこに入れたかったのだ、
完全に策略にはまっている。

幼少期から私にピアノを習わせていたのも、 こことつながる。

母は自分の理想とする子供を育てようとしていた。  

私は母の理想とする、
良い子ちゃんでなければならなかった。
それしか、許されなかった。
他に道は無かった。


真面目に高校の入学試験を受け、
受かることが出来た。

母は、喜んでいた。 
そりゃーそうだ。

●大人なってから聞きました
【母が私に保母資格を取らせたかった理由】  

母は
 「私は、子育てに苦労した」と言った。

(へ〜私を育てるの大変だったんだー)(o_o)
(母の顔色ばっかり伺っている良い子ちゃんしてたんですけどー)(-_-)

女の子は、いずれ結婚して、子供を産んで育てる。
保母にならなくても、
自分が子育てする時に役に立つだろうっという考えで保母資格を取らせたかったらしい。(°_°)


しかし、私は結婚をしないし、子供を産み育てることはない。

私は、人間恐怖症、特に男性が苦手だ。
そんな私に、結婚願望などあるはずがない。


母の考えは間違っている、意味がない。
独りよがりの、自己満足である。
娘の人生を、もてあそばないでいただきたい。


親には、子供の夢を応援する権利が与えられていると思う。(それは素敵な事)

我が子が無謀な夢物語を語ったとしても、それはその子の人生。
失敗してもいいじゃないか。(特に若い時は)
それも必然だし、学びになる。

失敗を恐れて挑戦をさないことは悲しいこと。心の傷になる。

人の夢を捻じ曲げる権利は誰にも無いと思う。

話が重く少しズレてしまったが、

新たに高校生活が始まる。
大きな不安と小さな期待を胸に

   
    【私の地球カリキュラム⑭】へつづく

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