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現場の仕事はSNSでウケるのか?

今や当たり前となった企業のSNS開設
採用活動においても重要な活動ですが、一体何を投稿すれば良いのでしょうか?
歌ったり踊ったり、料理したり、バズネタを追いかけるべき?

いいえ、そんな必要はありません!


インスタやTikTokでは、現場の作業動画やメイキングが世界的にも大人気なのです!
世界!?と思ったかもしれませんが、現に国内外の左官職人さんの施工動画や土木作業風景がミリオン再生を突破しているなど、かなり人気の高いコンテンツなのです✨
また、Miyaワークスが運用代行を行なっている建設会社様のTikTokでは、現場作業動画が38.0k再生、MiyaワークススタッフのTikTokではワイヤーロープ作業動画が98.4k再生されるなど、現場作業動画は特に再生数が高い傾向にあります。

なぜこんなに現場作業動画がバズるのか、それは建設業界の仕事は一般人にとってほとんど見たことのないものだからです。
普段、道端で工事をしていたり、どこかの建物や家を施工していたとしても、じっくり手元や工程を見続けることはできません。
「あ〜なんか工事やってるなあ」と通り過ぎるのが関の山です。
そのため、一体どんな作業がどんな工程でどんな技術で行われているかはなかなか見る機会も知る機会もないのです。

ですが、本当はもっとじっくり見てみたい。
道路に穴開けて何してるの?
その道具何?どんな作業に使うの?
でっけー重機が動いてるとこ間近で見たい!
建物壊してるの見るの面白い!
そんな作業も手作業でやるの?
ここってこんな風に作ってたの?!

そんなワクワクがたくさん詰まっているのが現場作業。
建設業界の方たちの作業風景は”見たことのない世界”として面白く映るのです!

知らないことを知ることができるということは、その世界に興味が湧くということです。
興味は関心になり、興味は"面白い"になります。
そして"面白い"は"やってみたい"につながる一番大事なことです。
そこから仕事に興味を持ち、建設業や自社に興味を持つ母集団になってくれる人が増えていくのです。

また、同業者もまた他社の作業工程が面白いのです。
弊社管理アカウントでも、コメントを積極的にされるのは同業者の方が多く、そのどれもが自分の経験と動画を照らし合わせたコメントであったり、施工の工程や手順の共感だったりします。
同業者からしても、自分が普段している仕事を他者がどのように行なっているか、どんな工具や道具を使用しているかはとても興味深いもの。
しかも、作業工程は具体的な仕事の内容です。
求職者や転職を考えている人にとって特に知りたい「実際の仕事現場、作業風景」を知ることができるため、採用活動においてもとても有効なのです。

もちろん、バズった動画のネタを真似したり、流行のダンスを社員で踊ってみるのも一般層に寄り添ったキャッチーな動画になります。
しかし、それだけでは会社の仕事内容や実態がわかりません。

踊ってみたで応募者が殺到したタクシー会社が有名ですが、実際に客として利用することで仕事内容が把握しやすいタクシー業界と、仕事現場や作業内容が多岐に渡る建設業界ではまたアプローチの仕方が変わります。

また、気をつけなければならないのは情報漏洩対策や炎上対策です。
作業工程や現場の風景は守秘義務や特許技術など、企業間の取り決めがある場合もあります。施工主が撮影して欲しくない場合もあるでしょう。
動画を撮影する場合はそういったプライバシーや企業間の取り決めを確認する必要があります。

炎上に関しては、安全対策がされていない状態を指摘されたり、危険行為や違法行為をしていたり、おふざけの範囲だと思って迷惑行為をしたりなど、さまざまな要因があります。
例えばフォークリフトの荷台に人を乗せて撮影した写真を掲載して炎上した例や、火花の飛ぶ切断作業なのに防護服やゴーグルをせず、必要な装備をしていないとして炎上したり、「危険行為・違法行為が常習化していることが露呈する」というようなことが現場系アカウントではかなり多いのです。

とある建設会社のアカウントに温泉の浴室をバックに自撮りの写真がアップされており、無人ならまだよかったのですが社員や他のお客さんの全裸がバッチリ写っており、Instagramに通報したこともあります。
この行為は盗撮になります。例え同性間で性的な目的でなくとも、犯罪行為となる場合があります。
また、休憩中に眠っている外国人労働者にバケツで水をかけて驚く様子を笑っている動画や、酒の席で泥酔して大騒ぎしている様子を「みんな仲の良い楽しい職場です⭐️」というニュアンスで投稿するなど、本人同士はおふざけだと思っていても世間一般では品性下劣な行為であったり、社会的にマナーの悪い行為を面白いと思って投稿してしまう…ということが少なくありません。
このように、会社として更新しているSNSであっても、投稿する人が公私を混同したり、倫理観に欠ける投稿をしてしまっては意味がありません。
会社名義、あるいは会社名を出している以上、そのSNSアカウントは会社の顔になります。
その投稿の印象がそのまま会社の評価になるのです。


プライベートのノリで運用してしまうと、上記のような炎上を起こしてしまったり、会社の広報なのに会社のイメージを悪化させてしまうことになりかねません。
SNSを運用する際は、お客さん・お客さんになる可能性のある人たち、求職者、それ以外の人たち、そしてなんの関係もなく燃やせるネタを探している人たち無差別にさまざまな人たちに見られていることを前提にしましょう。
とはいえ、そういった投稿に気をつけなければいけないのは建設業以外の企業アカウントも同じことです。


建設業の現場作業は面白い!
これからもたくさんの作業風景が見られるのを楽しみにしています✨


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