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”ものづくり”で忘れがちなこと~無印良品編②~

前回の記事は見ていただけましたでしょうか?
もの・ことをつくるということに対しての根本的な考え方を誤りたくないという一心で綴っています。(目を通していただけると幸いです…)


さて今回は”ものづくり”で忘れがちなこと~無印良品編~
電子レンジについてつぶやいていこうと思います!

電子レンジ

この電子レンジをパッと見て
フォントが丸ゴで、テキストに対しての余白も多すぎず程よくとられていて
(あまりこの言葉を使いたくないが)可愛らしい印象を持ちますよね。
さらにマットの白を基調とした配色で無印良品!って感じですよね~

外観を褒めるのはここまでにしといて…

皆さんにはある冷凍食材を電子レンジで解凍してもらいます。解凍機能を使って11分タイマーに設定したい場合、どのボタンを押すと設定されるでしょうか?

正しく押せましたか?

拡大して見てみましょう

正解は…

出力項目の左上
の「解凍」を選択し、
時間設定左上の「10分」と
時間設定右上の「1分」を選択して
赤枠で囲われた「スタート」ボタンを押す。

でした。
視力の悪い私(といっても左右0.5はある!笑)にとって、

とにかく見にくい!!

ユーザーの目線の高さ、視力、電子レンジを置いている場所、照明の明るさなど環境によって見え方は異なりますが、使用する人はあくまでも生活者です。家電として利用するのですから使用性を考慮する必要があります。
タッチポイントとなるボタンなどのインタフェースは特に注意しないと誤解を招く場合があるので熟考してみてはいかがでしょうか。

”ものづくり”で忘れがちなこと~無印良品編③~に続く…

p.s
この記事の冒頭でも触れていますが
"間(余白)"という日本人特有の美的価値観について機会があれば話したいなと考えてます。(この”間”というのも奥が深いんだな~)


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