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大体鈍行で進む本土縦断旅 | 東尋坊の断崖とあわら温泉の31日目

金沢から始まる31日目。

本日は、金沢駅から福井駅に向かう途中にある、芦原温泉の温泉旅館に泊まりに行く日。

元々は金沢駅から福井駅に移動するつもりだったのだが、何か今日絶望的に福井駅周辺のホテルが空いていなかった。
1泊数万の部屋はいくつか空いてそうだったが、ど平日の素泊まりで数万費やす気にはなれなかった。

今回の旅では結構ギリギリに宿泊先を探すため、週末や連休中は埋まりがちな事は結構ある。
が、何もなさそうな平日木曜日がこんなに埋まっているのは謎だった。
何か世に知られていない凄い大集会でも福井であるの??とか思いながら、金沢駅から福井駅の間で予約取れる宿泊先を探し、芦原温泉に行く事にした。

という感じで、ちょっとした紆余曲折があったのだが、いっその事 温泉を全力で満喫してやろうと夕食・朝食2食付きのThe温泉旅館に滑り込んだ。
The温泉旅館に泊まるのは、何年振りだろう?
夕食付きも本当に久々である。
今回の旅で登別温泉街に泊まった際も、宿泊先はビジネスホテル形態だったため、風呂以外は普段どおりだった。

まずIRいしかわ鉄道で金沢駅から芦原温泉駅に向かった。
所要時間は1時間程。

芦原温泉駅から宿泊先の温泉街までは4kmほど距離がある。
温泉街は、えちぜん鉄道 三国芦原線の あわら湯のまち駅が最寄駅だが、金沢方面から列車で向かおうとすると、一度福井駅に出た後にほぼUターンする形で戻る感じになってしまう。
ので、芦原温泉駅からあわら湯のまち駅に向かうバスを利用する事にした。

このバスの詳細を調べたのは、実は金沢駅から列車に乗り込んだ後という凄いギリギリのタイミングだった。

そのバスを調べた際、「東尋坊」という文字が目に入った。
全然位置関係わかっていなかったのだが、芦原温泉と東尋坊はかなり近かった。
芦原温泉駅からあわら湯のまち駅に向かうバスに乗れば、その先に東尋坊がある。

今日は真っ直ぐ温泉街に向かう気満々だったのだが、急遽予定変更して 温泉街に降り立つ前に東尋坊に向かう事にした。

芦原温泉駅
エキタグが設置されているのを後で知ったが、時すでに遅し

東尋坊と言えば、2時間ドラマの聖地ですね。

聖地だからと言う訳ではないが、元々いつか機会があれば行ってみたい場所だった。
その機会が今日あるとは思っていなかった。
むしろ今日、福井駅周辺で宿泊予約できていたら絶対素通りしていたので、予約できなくて良かった。

芦原温泉駅からバスに揺られて40分程で東尋坊のバス停に到着。
バス停から5分程歩くと、東尋坊の断崖に着く。

断崖絶壁の宝庫

東尋坊は約1kmに渡って特徴的な地形が続いているらしいが、これほどの規模を持つものは非常に貴重で、国の天然記念物等に指定されているとの事。

日本海の波による侵食でできた地形だが、本当に見渡す限り断崖と海という感じで圧巻。

岩場は足元がデコボコで、うっかりすると足ぐねりそうで結構怖い。
そして、断崖ギリギリまで行けるのだが流石に怖い。

今 背中押されたら死ぬな…
とか思いながら、断崖近くから撮ったヤツ

海から東尋坊を拝める遊覧船が出ていて、乗りたいと思ったのだが諦めた。
時間的な問題もあったが、東尋坊までのバスで結構乗り物酔いしてしまい、小型遊覧船に乗ったらとんでもない乗り物酔いに襲われる事が明白だったためである。

東尋坊の断崖を満喫し、芦原温泉へ。

数年振りの温泉旅館だし、しっかり温泉満喫しよう。

32日目に続く。

旅館の大浴場までの通路

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