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自分で考えて結論出す訓練として一番いいのは、定期テストだったと思う50代

進路を決める時期と言っても、高校3年生にとってはもう遅いのですが
進路を決めなければいけないという空気が、学校内にようやく出てきました
生徒もそうですが、職員もようやく進路を決めさせたいという
行動が伴ってきたように感じる9月のスタートです

それでも、決められない生徒が多いのが現実です
進路は自分だけで決めることができないことでもあるので
余計に迷わせてしまいがちですが、自分で決めるという行動が
どれだけ負担で、難しく、ストレスの感じるものなのか?

未だにYoutubeで仕事がしたい、
Vtuberになりたいと言ってくる高校3年生がいます
これは目標や夢を持っていることは、評価に値するものです
その目標に向かって、どうやって頑張ろうか?という事が考えられない
ゴールは見ているけれども、その経過を考えることができない
なので、Youtuberになりたいから、Youtuberコースのある学校を探す
パッケージになっているので、
これは考えなくていいので生徒には大人気です
ですが、大学に行っても十分目指せます
むしろ、大学に行って様々な教養におぼれながら、自分で映像を学んだり
芸術系の大学で表現を学ぶなかで、Youtubeの活動に応用していけばいい

ゲーム実況をやりたいけれど、ゲームをしたことがない
それはそれでいいのだけれど、
ルールをしらないと説明できないよねと言うと
分かっている素振りは見せるけど、ゲームを手に取る気配はない
ゲーム実況をしている人が好きなだけで、
ゲーム実況をやりたいわけではないという現実に気が付く
これは残酷なことだけれど、
多くの場合は、その人が好きだからやりたいという場合が多い

憧れを自分の力にすることはできる
最後に来るのは行動力があるか否か
学校に行って、ネットタレントを目指したいという人はいない
既にネットなどで活動をしている人たちが、
鳴かず飛ばすを解決するために学校へ行く
大学に行けば、なんだって、どれだって、学部学科関係なくやれるのに
こんなにいい環境の大学ではなく、パッケージになっている専門学校を選ぶ

大学に行けば、たいていの事はできる
専門学校は、目的が職業訓練なので学ぶ目標が違う
自分できるやつらは、学校にいくかいかないかではなく、
やれるかやれないかで考えていた
進路は自分で考えて決断する行為
今まで自分で決めて、行動してきたことがないと進路は決められない
試験勉強も学校の課題も自分で考えて決める訓練の場
学校で言われたことをこなしているだけだと、
決める事ができない生徒になる
自分は頑張れるという自覚を育むのが、学校で教科を学ぶその先の姿であり
入試や受験勉強は、その自分と戦う経験を与えてくれる機会だ

定期試験でも入試でも、訓練として受入れよう


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