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単身赴任にはマラソンを勧めたいと感じる50代

単身赴任生活が長く、10年になろうとしています。
最初は同じ都道府県での単身赴任でしたので、毎週帰宅していたのですが
今は他県での生活となったため、
帰宅するのは大型連休の時だけになりました
子どもと過ごす時間を犠牲にしてまで、仕事に向き合ってきたのですが
幸い、奥様の努力のおかげで長女・長男も順調に育ち
今では大学2年生と高校2年生という多感な時期に突入しています

それでも、荒れることなく自分の好きな事を探し求めて生活している
そんな様子はLINEでのやり取りや帰省した時の話で想像ができるのですが
父親がいない生活をどう感じているのか?
その本心までは計り知れません

私自身、父親が単身赴任をしていたので自分にとっては
特に珍しいことではなく、父親がいない毎日の方が当たり前だったし
それはそれで、
何か自分でやらなければという大人に近づけたような感覚はありました
昔は単身赴任されていた側ですが、今度はしている側になり
仕事以外は基本一人で生きていく時間と向き合うことになります
寂しいですね、と言われがちですが本人は決してそう感じることはなく
ただ、何かをしなければというプレッシャーに駆り立てられる
そんな見えない圧とも常に向き合っています

残業や休日出勤を気にすることなく、
仕事に打ち込めるのが単身赴任の利点ですが
それ以外の時間は家事をする以外、自分で何かを見つけなければいけません
コロナの頃はパチンコなどで時間を潰すしかなかった期間もありましたが
マラソンや筋トレ、資格取得など24時間では足りないほどの
タスクを自分に課して毎日を送る事ができています

その中でも、マラソンは走っていて涙が出そうになるほど
人の応援や達成感、
一体感などきっと一人生活で気が付いていない穴を埋めてくれるように
健康や記録、頑張れている手応えではないモチベーションが生まれます
応援されたいとう自己承認よりも、ここを走っていいんだ
ここを走っているだけで、何かしらの一体感を感じられる
大会の動画を見ているだけでも、涙腺が刺激されそうになったり
この大会に出たい!とか、自分もこれくらい走れるようになりたい!など
自分を駆り立てるアドレナリンが湧き出てきます

スポーツが与えてくれる感動とはちょっと違う
参加することで生まれるアドレナリンが、
人生を充実したものへと連れて行ってくれる
かもしれない・・・
そんな期待を持たせてくれる、ような気がします

大会に出て、完走することは子ども達にも、
ちょっとだけ影響を与えているようです
奥様は興味持っていませんが・・・

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