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退学していく生徒から金融リテラシーが見えてくる50代

3月は卒業式という別れの季節ではありますが、
転学や退学による別れの季節でもあるのが学校業の現実です

転学なら、まだ高校は卒業しようとしてくれているので安心ですが
退学は果たして、この先どうなるのか?という余計な心配ばかりです
当然、保護者も交えて話し合いを行うのですが
人手不足なので中卒でも働き口はあるし、
中卒でも力を発揮している方がいることも承知しています
今は中卒かもしれませんが、
3年度は高校に在学中という卒業生も多く見てきましたので
退学がダメだとは一切言いません

当校を退学していく生徒の保護者は、
子どものやりたいようにやらせています
一見理解があるように感じますが、指導力がない親が殆どです
所得が低い家計の子は、頑張らないと、
やはり同じように所得が低く苦労するケースが多いようです
具体的なデータを取ったわけではないので、
感覚や毎年の出来事ということだけで見ると
所得の低い家庭は、次の世代も所得が低いという家庭が多いように感じます
お金に対するリテラシーが低い
お金に対する自己規制が効かない
お金に対すて先を見通す力が足りない
そんな感じがしています

お金に対する教育は本当に重要だと思います
負の循環は続き勝ちなので、
どこかで自分が頑張らないと断ち切ることができません
なので、金融リテラシーの授業は重要です
暇つぶしにデリバリーもやっていますが、多くは低所得が居住する家屋か?
タワマンのような高額家賃の家屋です、昼間はあまりありません
お金の使い方に、その人の生き様が出ているとすれば
保護者の姿を生徒を介してみる事ができます
学費に苦労する家庭は、どこかで断ち切らないと繰り返すように感じます

人生それぞれなので、口出しすることではないのですが
本心ではないにしても、面倒くさいや朝起きれない、
楽しいことだけしていたい
そんな理由で学校を辞めてしまっては、
この先も脊髄反射的な生き方しかできないと思います

金融リテラシーは生徒よりも、保護者に向けて行うべき授業です
大人になっても、今一度立ち止まって学時間が必要です

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