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朝7時25分の六本木駅小景
午前7時25分の六本木駅。
上りエスカレーター。
ちっちゃなランドセルの花が咲く。
東洋英和の低学年の小学生たちだ。
女の子A 「あのね、典子様はね、天皇様のね、従兄弟様のね、お嬢様なのよ。」
女の子B 「あら、御結婚のお相手は天照大神のご子孫だって~」
(う~ん、さすが東洋英和の風格ある小学生の会話だ。)
あれ、エスカレーターの列の一番後ろで、なんだかやたら下を向いて
市三坂から六本木界隈の往時を偲ぶ
昨日坂の話など始めてしまった。ならば毎日往復する市三坂を語らぬ訳にはいかない。六本木交差点から一丁目辺りまで六本木通りを溜池方面へ下る坂だ。
今の六本木一丁目界隈で明治の名主の名を取った市兵衛町。
かたや六本木交差点の溜池側一帯は江戸時代初期に越前宰相松平三河守の屋敷があった所以で三河台町と呼ばれた。
各々の頭の一字を繋いで市三坂が命名されこの坂が開かれたのは明治20年前後だと言
朝7時20分の六本木俳優座前すしざんまい
6月25日朝7時20分。
六本木交差点近く、24時間営業のすしざんまいに初めて出勤前に道草を試みる。
上ちらし丼を注文してお茶をすすっていると、肌の露出度が明らかに高いワンピースに身を包んだ若い女性が倒れこむようにカウンターの対面にバサリと音を立てて座る。
明らかに酔っている。
板さん 「取り敢えずお茶と赤だしでいいっすか?」
オネイサン 「は~い、オネガイシマ~ス