詞『全うす』

ふわふわ浮かんでる 
あの雲を
いつか掴めたらなんて
毎日心のどこか思ってた
日の差す窓際の
後ろの席
サボりながら聞いてた
いつかの授業
人生なんてものは単純なんだし
生活なんて過程に過ぎない
それでもなんで僕は
やめれない
こんな退屈な物語の続きが
気になってしまうんだ
夢や希望に縋ることさえ
許されない僕たちは
一生懸命全身全力
前だけを見て生きている
大きな壁や困難に
立ちふさがれても僕たちは
今ある力ふりっきって
一歩ずつ歩き出していくんだ


あの日のことさえも
思い出すのも阻まれた
いつか不意に思い出せるからって
そんなわけないだろって
心のどこかで思ってた
夕焼け空の下
滴る汗がうざいんだ
あぁ毎日が退屈で
あぁ毎日が困惑の連続で
いつもやりきれない
何もできやしない
こんな物語の続きが
気になってしまうんだ
誰かに縋ることさえも
許されなくて
一生懸命全身全霊
やれることだけしてんだよ
それでも僕は
一人ずっと
頑張り続けてるから


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