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2013年のモスバーガーにみるーーあなたの長所を魅力的にみせる方法ーー

あなたは自分の長所を聞かれた時になんと答えますか?


日本人は思慮深い、控えめな方が多いので長所をバンバン言える方もあまり多くはない印象があります。


でも、自分の魅力を伝える上で長所が自覚出来て、しっかりとプレゼン出来たらいいですよね。


特にライターとしても、僕のような経験が浅いライターは自分を売り込まないといけません。

そんな時に相手にとって魅力的な自分の長所が伝えられたら、他のライターとの差別化を図れるかもしれません。

今回はあなたが長所を見つけられない理由からモスバーガーに見る自分の長所の見つけ方に関して書いていこうと思います。

こんな人に読んでほしい
❓自分の長所に自信がない方

❓新たな自分の長所を見つけたい方
この記事で得られるもの
✅自分の簡単な長所の見つけ方


長所が思い浮かばない理由

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あなたが長所を考える時にこんなことが頭をよぎりませんか?


「う~ん、長所と言えるほど良い所や他の人よりも突出した所ってないな~」

このように、なかなか頭に思い浮かばないという人もいるんじゃないでしょうか。

かくいう僕も就職面接のときは、自分でもあまり思ってもいない「面接用」の長所を考えて喋っていたものです。


では、逆に短所はどうでしょう?

短所になると途端に頭の中にポンと浮かんできませんか?

これってなぜでしょうか?


この背景には日本人の国民性があると思っています。
日本は義務教育で足並みを揃えて行動することが美徳とされ教え込まれます。

時に突出した才能も「空気が読めない」「周りと違う」と排他的な扱いを受けることも少なくありません。

すると長所であるはずの部分が短所に早変わりしてしまいます


短所に関しても、周りに迷惑をかけないように両親、先生や友人から指摘され、改善する様に促される事も少なくありません。


だからこそ日本人は自分の短所は比較的思いつきやすいのに対して、長所は思いつきにくいのではないかと考えています。


日本人はどうやら自分や相手の長所を考えたり、探したりするよりも短所を考えたり、探したりすることに長けているようです。


あなたの短所は本当に短所?

マーケティング

あなたが考えている短所は本当に短所なのでしょうか。

先ほども言ったとおり、他者と違う事が「あなたの悪い所だ」と短所として扱いを受けていた場合、もしかするとあなたの長所がムダになっているかもしれません。


よく言われることですが、短所はひっくり返せば長所になりえます。

例えば、

「行動が遅い」⇒「一つ一つのものごとを丁寧に行っている」

「集中力がない」⇒「好奇心旺盛」、「視野が広い」

「飽きっぽい」⇒「気持ちの切り替えがはやい」、「行動力がある」

のような感じです。

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長所と短所は表裏一体で、短所自体は
その人の持ち味である可能性があります。
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よく企業においても自社のブランドを構築するときに長所や強みを探すけど、中々いいのがみつからないと耳にします。


医療関連のマーケティング学会に参加した時にAmazonの役員さんが言っていたのは「ブランドを形成していく時は、強み・長所にこだわらずに弱みでもいい」と言っていました。

当時の僕は「?」が頭に飛んでいましたが、最近少しずつわかるようになってきました。


2013年モスバーガーが行った
マクドナルドへの皮肉

ハンバーガー

弱みでブランドを作るとはどういう事でしょうか。

これを考えるのに2013年にマクドナルドが行ったあるサービスからひも解いていきます。


2013年にマクドナルドが実施したサービス


その名も「60秒チャレンジ!


マクドナルドは2013年に商品の注文から60秒で商品を提供できなければ、ビックマックなどハンバーガー無料交換券がもらえるというサービスを実施しました。


当時、マクドナルドに行った人やTwitterをやっていた人は記憶にあるかもしれませんが、あまり評判が良くなったですよね。


この状況に対して、モスバーガーのある店舗の看板による宣伝がTwiiterで話題になりました。

それがこちら

モスは60秒で商品をそろえることはできません。
でも、その分おいしさと真心だけは負けません!!


この一見皮肉めいた看板にも色々と見えてくることがあります。


モスバーガーの僕のイメージは

強み(長所)「おいしい、丁寧、ファストフードの中で高級感がある」

弱み(短所)「注文から提供まで時間が長い、値段設定が高い」

こんな感じです。


ただ、上の看板では弱み(短所)である「提供までの時間が長い」を前面に出しつつ、強み(長所)と関連付けて弱みでブランディングしています。



当時はこの看板の写真がトレンド入りするほど、話題になりました。

ここから見えてくる自分の長所を魅力的に魅せる方法があります。


それは、

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短所を前面に出して、長所を際立たせることです。
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あなたがライターとして、「経験が浅い」という弱みがあるとしましょう。
僕もそうですが、初心者ライターだとこれって結構応募の時に悩みますよね。

ただ、「経験が浅い」からこそ持っている強みがあると考えられます。

例えば、

🔷自分のこだわりがないから、クライアントの意向にしっかりと沿える

🔷企業と共に成長していき、企業が求めるライターに成長することが出来る

のような感じです。


私は経験が浅い初心者ライターですが、誠心誠意頑張ります!

と自分の短所だけを出すのでなく、

私は恐らく応募者の中でも経験が浅いかもしれません。

しかし、経験が浅いからこそクライアント様の意向をしっかりと聞く姿勢を持っています。

さらに、経験が浅いからこそ1つ1つのお仕事に全力で取り組み、実績を積まなければ次の仕事に繋がりません。

だからこそ、○○社さまの満足いく結果を出すことにこだわります。」

自分の短所を前面に出して、その裏にある長所を残らずプレゼンすることであなたの短所は短所でなくなり、長所を光らせるための布石になります。


このように自分の長所を魅力的にみせる時には短所を絡めることが効果的だと思います。

そして最後に重要なのは順番です。

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必ず短所⇒長所の順にする必要があります。
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逆にしてしまうと効果が半減どころかマイナスになります。


この点だけ注意して、自分の短所とうまく利用していきましょう。


まとめ

まとめ (2)

✅日本人は長所よりも短所を見つける方が得意

✅長所とは短所の裏側にいるもの。短所から考えて、長所を見つけよう

✅相手により魅力的に長所を伝える時は「短所⇒長所」の順で行う事


著者情報

宮邉 龍馬(みやべ りょうま)

<経歴>
1987年生まれ 兵庫県出身
2012年 神戸学院大学総合リハビリテーション学部卒業、同年東京に上京し病院に理学療法士として勤務
2021年7月 88万円のWebライター講座に自己投資、Webライターとしての活動を開始←今ココ

<自己紹介>
こんにちは、宮邉と申します。
顔が濃いねってよく言われます。
子どもと奥さんに支えられながら日々生きています。
ライターさん達と繋がりたい。いや、色んな人と繋がりたいです。
少しでも興味があれば絡んでやってください。

<趣味>
読書(マンガとビジネス系)

<好きなもの>
奥さんと2人の子ども、チョコレート、あんこ

Twitter:個人アカウント 
みやべ りょうま@セールスコピーライター

Facebook:個人アカウント 宮邉龍馬
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