【専門職必見!】あなたのその専門性が足を引っ張っています!
ライターとして活動を開始して、1ヵ月ちょっとが過ぎました。ライティングにも慣れてきて、生活の中に「書く」という行為が少しずつ馴染んできています。
ライターとして色んな方々と交流する機会(主にSNSですが)があり、気が付いたことがあります。
それは自分の強みについてです。
今までの自分の専門領域では目立たなかった部分が、ライターを始めた途端に自分の強みになっていることにビックリしました。
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その強みとは「理学療法士」という国家資格です。
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医療業界と無関係な人からすると
「いや、普通に強みでしょ」
と思うかもしれません。
なぜ、僕は「理学療法士」という資格を強みと感じなかったのか。
ここから専門職であるからこそ陥りやすい落とし穴が見えてきました。
こんな人に読んでほしい
❓専門分野の職であり、自分のスキルや知識に絶対の自信がある人
❓専門分野の中でも自分の価値を見出したいと考えている人
この記事で得られるもの
✅専門職種だからこそ陥りやすい思考のワナ
✅「専門性」にとらわれないことの大切さ
専門分野はクローズドな視野になりやすい
僕がライターを目指す前の話です。僕の周りにはモチロン多くの同業者、つまり理学療法士がいます。
僕の周りの理学療法士が収入アップを目指すとき、大まかに以下のパターンに分かれていました。
①病院などの組織内で昇進していく
②給与が良い職場に転職する(理学療法分野での大学勤務含む)
③自身で開業する
※この場合、柔道整復師や鍼灸師の視覚を新たに取得して開業する方が多いです。理学療法は医師の指示が必要なので。
④週末整体などの副業を始める
⑤他施設で理学療法士としてアルバイト
⑥理学療法業界で有名になってセミナーを開く
僕の肌感ですが、多くの理学療法士は上記の中でも収入アップさせるために③~⑥を選択する人が多いように思います。
このパターンをみて、あなたは何か気づきませんか?
そうなんです。
基本的に理学療法士が収入アップしようと考えると理学療法士として自己研鑽し、知識や技術を磨くことにフォーカスします。
要は、収入をアップさせようとした時に専門職種ゆえに専門領域の中で収入をアップしようと考えてしまうんです。
なので、副業も「週末整体」や「理学療法士としての講師業」などに偏っています。
僕個人の印象として理学療法士は勉強家が多いと思っています。
自分の仕事に価値を感じ、患者さんのために時間やお金を使って知識・技術を磨くことに喜びを感じる人も多いです。
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ただその結果、収入アップのハードルを自分であげてしまっているとも感じます。
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理学療法士のTwitterを見ると、一時期
「理学療法士×○○」がとても流行りました。
○○には例えば、ヨガ・ピラティス・ダイエットなどが入り、理学療法士としての価値を出して他との差別化を図るために自身のマーケティングを行っているんです。
そしてそのマーケティングで収入アップを目指す。そうでないと、自分はただの理学療法士に成り下がってしまう。
僕自身、理学療法士として特別凄い技術・知識や経歴があるわけではありません。
だからこそ、自分の理学療法士という肩書きにあまり価値を感じていなかったんです。(だって、周りには天才がたくさんいるんですよ、ホント!)
これは、理学療法士以外の専門職種でも言えるのではないでしょうか?
自身の専門性が高いほど、自分が専門性にこだわってしまい軸を専門領域から動かせなくなっているんです。
専門分野は他の領域でこそ活きてくる
僕がライターという領域で活動して驚いたことがあります。
それはクライアントさんが結構な頻度で「理学療法士」という、僕にとっては価値を感じない肩書きに好反応を返してくれることでした。
今まで医療という領域で「理学療法士」に価値を感じて、良い反応を返してくれる人に会った事がありません。(僕の問題かもしれませんが…笑)
だからこそ、僕は理学療法士としてではなく「宮邉 龍馬」として個人の価値を高めようと考え、ライターになったのですが…
ただ、一歩「医療」という分野から出てみると途端に「理学療法士」が僕の強みになりました。
そして、ここから学んだことがあります。
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専門性を武器にする時は、他の分野や領域に入っていくほうが効率がいいのではないか
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ということです。
よっぽどその分野のパイオニアとかでない限りは、専門領域で価値を出すのはかなり大変です。ただ、他の分野に行くと「なんの変哲もない理学療法士」は「医療業界に携わる国家資格者」に早変わりします。
これは僕も予想していないことでした。
つまり、自身の専門性を武器にするのであれば、自分の得意な専門領域から外れるほうが価値を高めやすく、専門性を「軸」として考えるのではなく、専門性は「オマケ」くらいで考える方がいいと思いました。
専門性が高いからと「専門分野」の中で思考を展開するのではなく、ゼロベースで考え、分野を超えて熟考するといいのかなと思いました。
そうすることで専門性を高めることにのみ終始せずに済み、大局的にそして多角的に物事を見渡せるようになるのだと思います。
まとめ
✅専門性を武器にマーケティングを行うのであれば、専門分野の1歩外に出て活動するのがおすすめ
✅あなたも気づいていない、強みがあるかもしれません
著者情報
宮邉 龍馬(みやべ りょうま)
<経歴>
1987年生まれ 兵庫県出身
2012年 神戸学院大学総合リハビリテーション学部卒業、同年東京に上京し病院に理学療法士として勤務
2021年7月 88万円のWebライター講座に自己投資、Webライターとしての活動を開始←今ココ
<自己紹介>
こんにちは、宮邉と申します。
顔が濃いねってよく言われます。
子どもと奥さんに支えられながら日々生きています。
ライターさん達と繋がりたい。いや、色んな人と繋がりたいです。
少しでも興味があれば絡んでやってください。
<趣味>
読書(マンガとビジネス系)
<好きなもの>
奥さんと2人の子ども、チョコレート、あんこ
Twitter:個人アカウント
みやべ りょうま@セールスコピーライター
Facebook:個人アカウント 宮邉龍馬
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