韓国旅日記 2022.10.1　#4/5

韓国一人旅から帰国しました。韓国は学生の頃ぶりで、今は韓国語を勉強して一年半です。
これは個人的な旅の記録。これから渡韓する人に、何も参考にならない５日間の日記です。

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10月１日（土）　＜４日目＞

今日は、行ってみたかったレコード屋へ。
まずは忠武路まで歩く。途中、南山の入口と思しきところを発見。ソウルのランドマーク・Nソウルタワーも行ってみたいが、今回は時間と体力不足のためスルー。地下鉄に乗り、漢江鎮駅を目指した。

韓国に限った話じゃなく、今や中古レコード屋はかなりニッチな商売だ。それでも開店時間の少し前に着いたら、店の前で待つ若者たちがいた。どこでもこういう人はいるのだ。開店と同時にわらわらと客が入店した。週末だし、今日は街に人が多くなるんだろう。ここは梨泰院なのだし。
店内は広く、全体にとてもお洒落。余裕あるレイアウトで１階はアナログ、２階にはCD、カフェもあるらしい。ジャンルはひと通りあり、お値段は物価高のせいか少々高めの3万～6万ウォンくらい。女性スタッフが韓国語で試聴とプレーヤーの使い方を説明してくれた。一人２枚まで。

後で気付いたのだが、ここは以前BTSがライブした店だった。映像で見たことあった！ かなり嬉しい。すごく嬉しい。めっちゃ嬉しい。
BTSといえば、知り合った韓国人男性は「韓国にいるとBTSは遠い。TVにも出ないし、外国にいるイメージ。でもBTSの世界的活躍は韓国人にとってすごく嬉しいし、誇り」と笑っていた。BTSは本当に良いからなあ。大好き。

お洒落ついでに、若者の集まる街・弘大へ。日本でいうと原宿あたりか。
人がめっちゃいる。あちこちでライブをやっている。賑やかな大通りから裏通りへ入ると、古着屋やカフェなどが並ぶ。アクセサリー店も可愛い。
しかし考えてみれば、若者の集まりも、お洒落な街も、あんまり得意じゃなかったのを思い出した。なぜ来たのかね私。

寂れた公園を見つけ、ひと休み。あー落ち着く。イケてない感じの若者が数人たむろしている。老人がハーモニカを吹いていた。一曲終わると、今度はなんとトランペットを取り出した。しかもこの曲、知ってる。「雪よ岩よ、我らが宿り～」だ。最後まで吹き終わると鞄にしまって去っていった。

ソウルの街は、ベンチが多い。以前ウラジオストクに行った時も、街の至るところにベンチがあるなと思った。日本は休む場所が少ないと思う。
カフェも多く、コーヒーを片手に歩く人がたくさんいる。スタバ、個人店、知らないチェーン店、いろいろ行ったが、どこも美味しい。ソウルのカフェでアメリカーノを頼むのも、私には憧れのひとつだった。

本屋は梨泰院と弘大で、２軒行った。写真は梨泰院。めちゃお洒落だ。
隅々まで書棚を見て、気づいたこと。韓国には「文庫本」がない。日本の本屋では広い面積を占める、文庫本が存在しなかった。オブジェ要素強めの可愛らしい豆本シリーズしか見当たらず。不思議だ。

さて、明日は帰国しなくてはならない。早い時間の飛行機なので、観光は今日まで。明洞でお土産などを購入したら、ホテルの部屋を片付けなくては。

せっかくなんでBTSのインストア映像でもどうぞ。自分もここに行ったと思うと、胸アツである。バンタンはいいぞー。
10/2に続く！