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語学が楽しい話

語学がこんなに楽しいなんて。
自分がそんなことを始めるとは、一年前には思ってもいなかった。
ふと独学で韓国語を勉強し始めたのが今年の初め。そこから検定試験を2回受けた。勉強するのがどんどん楽しくなっている。

先日受けたハングル検定の4級というのは初級Ⅱで、自己採点では無事クリア。これで初級過程はオールクリアということになる。
対外的に見れば全然大したことない。単に「私にしてはすごい」という話。韓国の小学生程度の語学力は身に着いたことになるのかもしれないが、実際には韓国の幼稚園児のほうが今の私より上だと思う。それでも韓国映画やドラマは字幕を見なくてもふんわり理解できるようになってきた。字幕に入ってない言葉も拾えるようになり「これをこう訳すのか、なるほど」と思うことも増えた。

「新しい言語を覚えるのは新しい地図をもらったと同じくらい、世界が広がりますね」と声をかけてくれた人がいた。本当にそう思う。持っていたのとまったく違う地図をもう一枚手に入れて、私の世界は大きく広がった。実感している。「分かる」ことがこんなにも楽しいなんて。

語学は面白い。やればやるほど分かるようになる。その「分かりかた」も実に不思議。徐々に分かるのではなく、急に分かる。ある日突然、分かる自分に気づくのだ。
昨日まではこんなものかと思っていたぼんやりした曇りガラスが、今日になったら透明になってる!なぜ! という感じ。その瞬間が何度もあった。

音楽、映画、文学、その他、私の好きなものがハイクオリティに揃っている韓国エンタメをはじめとした韓国文化は、知れば知るほど面白い。新しい地図はまっさらで、合言葉を知っていると少しずつ行動範囲が広がっていく。ドラクエより楽しいこの遊び、マイペースながらも当面続けたい。



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