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このマンガレビューがすごい!2020

こんにちは!マンガ好きコンサルのみやおと申します!

今年もたくさんの面白いマンガが読めて幸せな1年でした。思い返してみると、色んな方のレビュー記事が、新しいマンガと出会うきっかけになったなとしみじみ感じました。

そこで、今回の記事では、特に心に響いたマンガに関する記事を振り返り、紹介していきたいと思います!

題して「このマンガレビューがすごい!2020」

前回の記事と若干タイトルが似ている気もしますが、気にせずに紹介していきたいと思います。

1.『キャプテン翼』スピンオフ第6弾!全ビジネスパーソン必見、大空翼に学ぶキャプテンシップ/もり氏さん

マンガメディア「アル」のライターもり氏さんが執筆された『キャプテン翼』記事です。

大人になってキャプ翼を読み返すと新しい発見があります。サッカーマンガとして熱いのはもちろん、各キャラクターが発揮する「キャプテンシップ」に違いがあると気付きます。

翼君はビジョンを力強い言葉で語り、周りを引っ張るのが良いんですよね…そんな魅力が伝わってくるとても素晴らしい記事です。

余談ですが、個人的にも筆者のもり氏さんのラジオにゲスト出演させてもらいキャプ翼について語り合っています。よければぜひ聴いてみて下さい。

2.『SLAM DUNK』木暮は“スターではない人間のスター”だ/満島エリオさん

人生で最も好きで何度も読み返したのが『SLAM DUNK』なので、本当に共感した記事でした。2020年は『SLAM DUNK』連載30周年だったのですが、令和のこの時代にこんな上質なレビューが読めるとは…

天才じゃない側の代表的なキャラクター小暮にスポットライトを当てて、作中でも屈指の名シーンを紹介されています。泣けます。

満島エリオさんは他にも湘北の各メンバーの記事も書いていて、どれも最高です…

3.【2020年マンガ好きが選んだベストマンガ】今年一番の"好き"が溢れた17作品まとめ/ちゃんめいさん

マンガ好きの方が選んだ今年のベスト作品を紹介している記事です。ライターの方もそうじゃない方も、色んな方のオススメ作品が知れてとても参考になります。

実はこの記事は僕も所属している『アル開発室マンガサポーターズ』というマンガ好きのコミュニティで募集していたものをまとめたものです。この記事で僕のセレクトも紹介頂いていますので、ぜひ読んでみて下さい!

執筆されたアルライターのちゃんめいさんは、ユーザーを巻き込んだ記事や企画をたくさん立ち上げてくれて、本当にありがたいなーと思います。

ちゃんめいさんがstand.fmで配信されているラジオではオススメのマンガを3分で紹介されていて、個人的にヘビーリスナーです。ぜひ聴いてみて下さい。

4.私の2020年漫画BEST【エッセイ】【レビュー】【漫画】/たけのこさん

noteで執筆されているマンガのレビューやエッセイが人気のたけのこさん。この記事では今年読んだベストをまとめています。

『怪獣8号』や『往生際の意味を知れ!』など5作品をレビューしています。中でも『水は海に向かって流れる』のレビューがとてもとても作品愛にあふれていて、めちゃくちゃ良いです。

5.『ブルーピリオド』作中の藝大受験対策から学ぶ、初心者がアート作品をつくる時のポイントまとめ/みじんこさん

アルライターで現代アートに詳しいみじんこさんならではの記事です。マンガを通じて学べることってめちゃくちゃ多いと感じているのですが、アートのつくり方まで学べるのすごいですよね。

コマと文章のバランスもちょうど良くて、ボリュームのある記事なんですがサクサクと読めてしまいます。こんな記事を書きたい…

紹介されている『ブルーピリオド』は新しいことや自分の好きなことにチャレンジする勇気をもらえる最高のマンガで僕も大好きです!

6.第281号『言うはずが無いだろうそんなことを俺の家族が‼』/松山洋さん

今年最大のヒット作『鬼滅の刃』のレビュー記事です。原作とアニメ版との違いやセリフを丁寧に解説されています。

筆者の松山さんはゲーム制作会社「サイバーコネクトツー」の社長であり、マンガの原作者でもあります。コンテンツ作りのプロ目線の解説がとてもためになります。

松山社長原作の『チェイサーゲーム』もお仕事マンガとしてめちゃくちゃ面白いのでオススメです。

7.『通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』ギャップ萌えに震える優しい物語/みっちーさん

アルライターのみっちーさんの記事です。Twitterでも大人気な『通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』を紹介しています。

主人公の心優しきヤンキー桜井さんの魅力を、見た目とのギャップ萌えという観点からこれでもかというくらい語っています。

「こんなときだからこそ、優しさにどっぷり浸ろう」という締め方も良いですね…心が暖かくなる作品ということが伝わってきます。

8.漫画「かしましめし」最新刊3巻発売!がんばり過ぎているあなたにおすすめ/よねさん

アルライターよねさんのブログ記事です。おかざき真里先生の『かしましめし』という作品を紹介しています。

よねさんはTwitterでもいつも美味しそうな手料理を披露されているのですが、この作品に出てくる料理も実際に作られていて、超美味しそうなんです!

冒頭のこの記事はこんな人にオススメという箇所や基本情報など知りたい情報を丁寧にまとめてくれていて、ブログのお手本のような親切な記事です。

9.『鬼滅の刃』無限列車編の次に来る列車バトル漫画は『麻雀バクチ列車!』だ!/いのけんさん

麻雀マンガレビュー界のレジェンドいのけんさんの記事です。近代麻雀で連載されていた『麻雀放浪記 凌ぎの哲』のコンビニ版タイトル『麻雀バクチ列車』を『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』とかけて紹介しています。

この作品とにかく狂気的な作品で個人的にも大好きなんですが、インパクトのあるキャラとセリフを的確にツッコんでいて、めちゃくちゃ楽しいレビューになっています。

10.『図書館の大魔術師』をお仕事マンガとして読むと見えてくる、図書館の使命を体現する司書たちの使命/あごたふさん

現役の図書館員でもあるアルライターあごたふさんの記事です。図書館を舞台にしたビブリオファンタジー『図書館の大魔術師』をプロの目線で解説しています。

作中の司書の仕事で現実に忠実なところと違うところが分かりやすく解説されていて、作品の理解がますます深まります。

司書の仕事に憧れている方も多いと思いますが、ぜひこの記事と『図書館の大魔術師』を読んでみて下さい。

11.「やはり暴力・・・・‼暴力は全てを解決する・・・・‼」の元ネタは?/江口ひろさん

Twitterでよく見かける衝撃のコマ画像についてアルライター江口ひろさんが解説している記事です。

作品は『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』なんですが、コマの力が強すぎるんですよね…

このコマに至るまでの流れを江口さんが解説されているんですが、その語り口が絶妙でめちゃくちゃ笑えます。

12.Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。/patoさん

テキストサイト界のレジェンドpatoさんの記事です。いや、これ鬼滅の刃のレビューではないんですがあまりにも最高なので紹介してしまいました。

鬼滅の刃と対峙する時に思い出すおっさんのある言葉。patoさんの子供の頃のエピソードに感情を揺さぶられまくります。

13.人は何度でも立ち上がる。『リボーンの棋士』 人生に「挫折」はあっても「終わり」は無い!/花さん

将棋のプロになれなかった元奨励会員の物語『リボーンの棋士』のレビュー記事です。アルライター花さんが熱く紹介しています。

志半ばで挫折した経験は誰にでもあるが、自身が一番大事だと思うものを手放さずにいたら何かに「成る」もしれない。

この一文に痺れました。作品のテーマを見事に言い表したレビューです。

14.新たな名作が誕生!『BLEACH』から受け継がれる魅力と伝説の幕開け『BURN THE WITCH』/沢さん

「東京マンガレビュアーズ」や「アル」でライターをされている沢さんの作品愛にあふれた記事です。

沢さんは界隈(?)では『BLEACH』の超熱心なファンとして有名で、毎日1巻ずつ全巻レビューするというヤバイ企画を完遂されています。凄すぎる以外の言葉がありません…

『BURN THE WITCH』を『BLEACH』との対比で解説されていて、より作品を楽しめるレビューとなっています!

15.2020 担当した読切作品一挙紹介‼/林士平さん

ジャンプ+の敏腕編集である林士平さんが2020何に担当された読切作品を紹介しています。その数なんと55作品!凄い…

こちらで紹介されている漫画家の中から来年の連載が、そしてヒット作品が生まれるのではないかなと注目しています。

16.起業家たちが選んだ「今年の1本」、年末年始にオススメする書籍・漫画・コンテンツは?/けんすうさん

こちらはマンガだけではないのですが、起業家が選んだ今年の1冊を紹介している記事です。その中から、アル社長のけんすうさんが今年のオススメマンガを紹介しています。

ヒット作品から起業家向けの作品、変わり種まで幅広くセレクトしています。セレクト理由を読むのも楽しいです。

17.大喜利で人を救う。日本に充満する「不謹慎」を克服する方法『キッド アイ ラック!』/おがさん

東京マンガレビュアーズのライターおがさんのレビュー記事です。珍しい大喜利マンガ『キッド アイ ラック!』紹介しています。

傷付いた幼馴染を救うために、何度スベっても諦めない姿に胸が熱くなるマンガです。熱量がすごいマンガなんですが、それをレビューするおがさんも負けずに熱い!

18.『圕の大魔術師』考察Vol.1 - 名前には意味がある/旅するタコさん

最後はアルのライター旅するタコさん渾身の考察記事を紹介します。『圕の大魔術師』に登場する名前に着目して、その由来や今後について考察を行っています。

読めば読むほど新しい発見があるマンガですが、気付いていなかった細かい描写から鋭い考察をされていてタコさんすごいな…となりました。

このタコさんがまとめてくださっている「『図書館の大魔術師』をもっと楽しむマガジン」には、アルのライターなど色んな方が本作に関する記事を寄稿していてどれも見応えがあります。僕の記事も掲載して頂いているので、よろしければぜひお読み下さい!

終わりに

僕も自分でマンガのレビュー記事を書いているのですが、魅力を伝えるのは本当に難しくて…お蔵入りにした記事もたくさんあります。

レビューを書いて下さる皆さんに敬意を表すとともに、また素晴らしいマンガに出会えることを楽しみにしています!



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