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人気YouTuber パーカーくんアンチによる 『彼の人気と私の嫉妬』

この記事に辿り着いた方ならご存知であると思うが、現在破竹の勢いで再生回数が上昇し、登録者が伸びている『ぼっち大学生の日常系YouTuber』パーカー氏。

https://www.youtube.com/channel/UCBOW9JS4366gwX_rFFgZNTw

何気ない日常をVlog形式で紹介し、飾らない素朴な生活と謙虚な性格で人気を博し、遂にはエッセイ本まで出版してしまった。

この話を耳にした私は猛烈に嫉妬した。

正確には初めて動画を見た時からフツフツと嫉妬の感情は湧いていたが、ここに来て爆発した。

私がパーカー氏に嫉妬する理由は主に同じ立場だと思っていた(勘違いしていた)人間が周りから評価されているという点である。

その嫉妬のプロセスをパーカー氏の動画を見た私の感想を通じて書いてみたい。

・同族嫌悪

人を二元論で語る事は愚かな事極まり無いが、あえて分けると彼はどちらかというと所謂『陰キャ』である。かく言う私も『陰キャ』。人と昼食を食べるのに労力を費やすのならば迷わず一人で飯を食べるだろう。

だが、ここで語りたいのは表面的な『陰キャ』ではなく、もっと内側の話。
パーカー氏のコメント欄でよく見かける「謙虚なところが好き」という意見。裏を返せば自信が無く卑屈とも取れる。私はこれが一番負のオーラをもたらす『陰キャ』たる所以であると考える。

・「逆(視聴者)の立場だったらこんな(自分の)動画のチャンネルなんて登録しない。」

これは一例だが、パーカー氏はマイナスな方向になる事を想定とした保険を張ることが多々ある。

動画タイトルに【ぼっち】とつける事もブランディングという目的もあるが、あらかじめコンプレックスを人に指摘される前に先手を打ち、自分を卑下する事によって保険を貼っているとも思われる。
(とは言ってもパーカー氏の自虐ネタは不快にならならい範囲で留まっており、その加減は絶妙である。)

こうした保険を張る行為は自信の無さの表れと言っても過言ではないだろう。

私はこの自信の無さで無駄な思考を何度も行い、無駄なエネルギーを消費し、無駄に悲しくなるというサイクルを繰り返すことで、世界が暗くなる。そういった自分の面をパーカー氏を通して感じ取ってしまうのだ。

・承認欲求

上記したように非常に失礼ではあるが、私はパーカー氏を同族のように思っていた。しかし、彼と私の大きな違いは周囲に認められているという点である。

マイナスな発言をした時に「謙虚だね」と評価されるか「卑屈だね」と評価されるか。
毒を吐いた時に「ユーモアがある」と評価されるか「性格が悪い」と評価されるか。
孤立しているときに「独りでも素敵」と評価されるか「かわいそうな人」と評価されるか。

全く生産性の無い対比を繰り返す。この気持ちを私はパーカー氏への嫉妬という形でしか昇華する事が出来なかったのだ。

・なぜパーカー氏と私はここまで違うのか


まずは動画投稿をする一歩踏み出すという勇気だろう。これだけでも莫大なエネルギーを使う。そして謙虚とは真反対の自分をアピールし、売るという行為だ。これだけでもパーカー氏の大きな一歩が見受けられる。

ここでは内面の事にしか触れないが一番の要因は『パーカー氏の自信がついた』ということだと思う。

先程のパーカー氏のマイナス発言は動画投稿し始めた頃。最近のパーカー氏は否定的な発言が少なくなってきている。単に、多くの人に見られている事を認識し、意識してマイナス発言を減らしているかもしれないが、私は自然にそうなったのだと思う。

コツコツと動画投稿し、登録者7人から積み上げていった実績が彼の成功体験となり自信がついたのだろう。
「休学から明けてぼっちになってしまった」という発言や、【ぼっち大学生の◯◯◯】といったタイトルをつける事から、多かれ少なかれぼっちに対して引け目があったと考えられる。

しかし、今はただのブランディングの為につけていると言ってもよい。実際もぼっちだがこの『ぼっち』に対して彼はもう悲壮感はさほど感じていないではなかろうか?

この最大の武器である自信がパーカーくんと私のようなただの『陰キャ』の差である。


・自称『お母さん』へ

コメント欄で母親面する方もいらっしゃるので皮肉を込めて呼ばせていただいた。
パーカー氏に対する私の見解は彼の動画を一通り閲覧した上で私の偏見が入ったものであり、正しいものでは無いと思うが、全てが不正解でも無いと思う。

そしてパーカー氏を「謙虚」、「いい子」、「優しい」の一言で片付ける前にもう一歩入り込んで考えて欲しい。一言で済ませるのは些かか傲慢でありパーカー氏に失礼だと私は思う。 

嫉妬の感情を燃やしながら、本屋を巡りエッセイ本が手に入り次第また感想を書きたい。


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