見出し画像

統合失調症との上手な付き合い方

36歳のときに統合失調症と診断されて、もう18年目になります。
家の中に居て料理と洗濯と簡単な掃除とネットスーパーの注文ができるのでなんとか主婦しています。

幻聴はほとんど聴こえません。
過去の毒親、学校、職場のフラッシュバックは収まっています。
でも、近所の人に嫌われているという恐怖で外出したり、行政区の当番や班長はできません。
家の中での暮らしを誰かに監視されている。
外出すると後ろを付けられている、誰かに見張られている。
そんな被害妄想は強くあります。
あと何もやる気が湧きません。
シャワーを浴びるのも一苦労です。

カウンセリングを受けて、アダルトチルドレンを治そうと思っていたけれど、精神科の先生からは、「トラウマの治療はつらいしお金掛かるからやめておこうね」と止められているし、精神科に罹っているというと、カウンセラーさんからも断られますね。
統合失調症は薬物で脳の症状を落ち着かせる治療方だから、脳を疲れさせてしまうカウンセリングは逆効果みたいです。

お稽古事も、人間関係や、お付き合いや、行事の参加に疲れてしまい、通っても1~2回でギブアップ。
お金かかりますしね。
1年に2回くらい人恋しくなってお稽古事したくなるのですが、勇気出してやってみたけれど、私には無理そうです。

統合失調症だけじゃないけれど、ほとんどの精神疾患の人は引きこもりがちになりますよね。
私は外出は病院の通院と美容院だけです。
note書くのと、お花のお水換えと、編み物くらいしか楽しみないですね。
仕事や家事はできないけれど、自分の好きな事だったら外出もできるし活動できるタイプの病気の方もいるみたいで、なんか複雑な気持ちです。

人間関係はほんと無理しない。
特に精神疾患有る無しに関わらず、依存されがちになってしまい、苦しい思いをすることが多いので、一定の距離を置いてお付き合いするようにしています。
夜中に携帯や電話やSMSをしてくる精神疾患のお友達には、これからはお誕生日とお正月のSMSだけね、とお願いしましたが、「私のことが迷惑なの?」と怒られてしまい、結局着拒して疎遠にすることにしました。
自分の心と生活を守るためには、疎遠やむなしになってしまった人、何人かいます。
大人になったら子どもの時のような、なんでも話せる関係は無理なのかもしれません。

人間関係は、統合失調症の被害妄想とは別に、人目を気にしてしまう、人にどう思われているか、すごく気になってしまいます。
自分がどこに行きたいのか、何を食べたいのか、家庭内でさえ決めることができません。
あと、幼稚園生のときから、大人になってもずっと人前で飲食ができません。
社交不安症の会食恐怖症ですね。
昭和の時代は完食するまで放課後まで残されるのは当たり前の教育だったので、本当につらかったし、大人になってからの飲み会や旅行も嫌でした。

努力や気持ちの持ちようだけではどうすることもできなくて、それもこれも全部含めて自分なんだ!と思って、開き直って生きるようにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?