見出し画像

「あみもの1年生」という本

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本ヴォーグ社 (1994/9/1)

  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/9/1(もっと前からあった)

9月も中旬に入り、秋冬のあみものの季節が始まりましたね。
私は小学生の時あみものクラブでしたが、毛糸は毒母のお古だったし、毒母はあみものを一から教えてくれる人ではなかったので、小学生/中学生のときは何一つ編めずにいました。
でもなぜか編み物は好きでしたね。
独学で頑張っていました。

本格的に自力であみものを覚えたのは、高校生になってからです。
「あみもの1年生」という本があって、それを見ながらサンキ(手芸店)で1玉100円の毛糸を沢山買い、社会人になってからは彼氏(夫)の為に初セーターを編みました。
ゲージを取ることもしなかったのに、運よくメンズでも着られるセーターが編めました。
メリアス編みのシンプルなセーターですけれどね。

そこから先は結婚して仕事、家事、育児に忙しくしていてあみもの生活からは一時遠のきましたが、「あみもの1年生」から30年以上経った2024年の今、50代になって再びあみもの熱が復活しました。
今度は自分が着るものを編むためにあみものをしています。

今はYouTubeがあるので、縄編みとかの複雑な編み方でも動画で知ることができて便利になりましたよね。
私は「編み図」が読めないので、今一生懸命読解しながら編んでいます。
本だと一目一目の図が細かいのでコンビニで拡大コピーして使っています。
2024年秋の1作目はアランセーターに挑戦中です。

あみもの教室にも通ってみたいのですが(秋になるとお稽古事がしたくなる病)お月謝が払い続けられるほど経済的に余裕が無いのと、継続した人間関係に疲れてしまうかなと思って、諦めています。

もしお稽古事をするお金と精神的ゆとりがあれば、あみもの、生け花、フラワーアレンジメント、茶道などをやってみたいです。
フラダンスとか集団で何かするよりも、独りでこつこつ進められる系の趣味がいいですね。

過去に精神疾患になりたての頃、病気前から習っていたお稽古事(フラメンコ)を「経済的ゆとりと精神的ゆとりが無い人には教えられない!」と先生から言われ強制退会させられたつらい思い出があって、精神障碍者の私は健常者に交じってお稽古事などしてはいけないのだ、という深い心の傷があります。
暴れたり、暴言を吐いたり、そんな迷惑は一切かけていなかったのですが、精神疾患だというだけで、差別や偏見はあるのです。
今でも酷い仕打ちだと思います。

あと障害年金を受給しているので、精神科の先生がカウンセリングやお稽古事などのお金が掛かることを快しとしないこともありますね。(自分が卑屈になっているというのもある)
人間関係で無理をしてメンタルを崩すことも心配してくれているのかもしれません。

でも自宅であみものをしている分には、他人様には心配や迷惑を掛けないし、自分のペースで進められるので、趣味としてはいいのかな、と思います。

アランセーターが編みあがったら、次は靴下編みに挑戦したいな。
ひとり時間楽しもうと思います。
たまに作品の途中経過UPしますね。
見て頂けると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?