家族で溶接してみよう
家に溶接機のある生活より、家族で溶接やってみたバージョン。
自粛生活が長引くと、わが弟からも珍しい発言が。
「うちのサイドテーブル作りたい。」
とのこと。
土日にデートもできず、趣味のバスケもできず、時間を持て余しているご様子。
よし、いっちょやりますか!ということで、父親と妹にも声をかけ(母はお仕事でした、残念)近所の親戚の工務店が廃業した納屋をかり、とある日曜にみんなで作ってみることにしました。
デザインは弟から欲しいテーブルの寸法を聞き、私が勝手に決定。
材料はホームセンターでも手に入る異形鉄筋です。天板は納屋で探します。
今回は大工である父親のディスクグラインダーを使って切断しましたが、そんな道具ないという方は、ホームセンターにて自分で切るか、切ってもらうことが可能です。
グラインダーでの切断にビビっている弟は、父親にカットしてもらっている間に天板になる板探し。
ガラクタの中からよさそうな棚を発見しました。
ガムテープでどうにか形を保っていますが、引き出しもないし、もういらないだろう!
天板を外し、ペーパーをかけ、タイルを拭き、きれいにしていきます。
慣れない道具を使い頑張っています。
チーク色のステインオイルで塗装し、なんだかいい感じの天板ができました。
さて、鉄筋も切れたようなので次は溶接です!ここからお寝坊な妹も参加です。
溶接するのに半袖は絶対ダメです!私の注意が足りず、みんな半袖で参戦してきたので、私のパーカーを着まわしながら溶接することに。
はじめてながらなかなか筋のいい妹。弟の写真は撮り忘れてました…
父親は長そでの作業着をウキウキ着ながらやってきて、「俺の番はまだかー?」ですって。楽しそうで何より。
どこを狙って溶接するか、どのような順序で組み立てていくかの口出しは私がしましたが、溶接はほとんど弟と妹がやりました。
驚きは、普段クールでローテンションな妹ですが、私がやりたい!と積極的に作業していたこと。そして
「ものを作るのが仕事になるのかー。職人ていいね。」
なんて話しながら弟と妹がワイワイしてる様子を見る日が来るなんて…。
姉、ちょっと感動しました。大工してる父親としてもうれしかったと思います笑
溶接を始めてしまえば結構早く形になってしまうもので、ここまでくればあと一息。塗装して天板を付けます。
完成ーーーー!
弟が自宅のソファでPC作業をするためのテーブルらしいです。
何となく雑誌などを置けるようにラック部分も作りました。(試しに置いたカタログはずいぶん前のものですね…)
鉄筋だけなら材料費600円程度。なかなかおしゃれにできたのではと、みんなで自画自賛。
私も弟も妹も社会人になり、家族が住む家ももう同じではないけれど、たまにはこうやって集まって、何か作れるっていいなぁとしみじみ。
ものづくりは、一人でも家族でも、友達や恋人とでも楽しめるステキなこと!
疲れたけど、達成感でいっぱいです。
おうち時間がふえ、DIYやハンドメイドをはじめられた方も多いのではないでしょうか。
どうでしょう。そんな皆さんに”溶接”おすすめですよ!
お昼休憩、おかずに新じゃが甘味噌炒め。じゃがいも料理で一番好きかも。
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