1回で理解できない漫画
TSUTAYAの漫画レンタルが10冊で660円だった。せっかくなので、ちょくちょくネタバレ記事を眺めていた呪術廻戦をレンタルした。
アニメは最新話まで観ているので、続きの16巻から手に取っていく。紙の漫画を読むなんて久しぶりで、本の厚さが嬉しかった。
家に帰り、ハチミツ味の水出し紅茶を淹れ早速漫画を読んだ。パラパラを数ページ読んで思う、呪術はよくわからない。
しっかり読めば当然わかるのだろうけども、パラパラ読みを2〜3回繰り返してやっと理解するタイプの私では、全くと言っていいほど理解できなかった。
死滅回遊??なんのために???え、急にゲームすんの??だれこの敵???何この術式???なんでこんなことしてんの??
とりあえず最新刊の25巻まで読んだ。「わっかんねぇなぁ」と思いながら読む手を進め続けた先に残ったものは、心地良くない読後感のみ。
7泊8日で借りたので、もう何回か読んでみようと思う。理解したらきっと面白いに違いない。
パラパラ読み繋がりで、美術館などもさっさと観終わってしまう。列になっていると待つのが焦ったくなって「あぁ〜!!もう!!」と痺れを切らし、列から外れてしまう。
観たければ少し背伸びをして、こんな感じかとわかれば充分なのである。この生き急いだ感じが苦手で、もっとゆっくり材質だとか背景なんかを、顎に手を添えながら鑑賞できれば満点だと思う。だがそれができない。
あの頃、一回しか読まなかった漫画、絵の数々。過去に置いてきたまま忘れてしまった。
もう取りに戻るにも、何を忘れてしまったかすら思い出せない。
寂しい気もするが、取捨選択を続ける日常において、こうした遺物が存在するのも当然だと思う。
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