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【練習メニュー紹介】第1回 「タッチボール」|川崎宮前ドリームス

お世話になっております。
川崎宮前ドリームスです。

今回は、ドリームスの定番練習メニューである「タッチボール」について解説させていただきます。

我々がタッチボールと呼んでいるこのメニューは、キャッチボールの後に行われます。一塁ベースと二塁ベースに人数を均等に分け、塁間で「捕球→タッチ→ステップ→送球→捕球…」という流れを繰り返す練習です。

人数によって、5往復の場合もあれば10往復になる場合もあります。一塁二塁間で行う班、三塁本塁間で行う班と2チームに分かれるのが定番です。

この「タッチボール」は、
・基礎的な守備動作を身につけること
・大きなタッチコールが自然に出る状態にすること
・捕球側はハンドリングとリリースからの一歩目の判断
・送球側は強い正確なステップ、安定した体重移動
・捕球→タッチ→ステップ→送球という動作を一つ一つ完結させて繋げていく

といった狙いがあります。

プレーを雑に行わないことを普段から意識づけることで、試合でも落ち着いて表現ができるという考えです。

他にも、
・ミスをしたら0からやり直し
・良いプレー、悪いプレーはその都度選手同士で声を掛け合う
・他人のプレーに興味を持つ
・土壇場の場面のような緊張感を持つ
・タッチボールが控えているためキャッチボールを意識高く取り組める

などの要素もあります。

後ろで待機している選手も、ただ立っているだけではなく、全てのプレーに「参加する」ことを目指しています。ボールを呼ぶ声が小さい、タッチが甘い、送球が弱い、捕球が雑、といった声が選手同士で飛び交います。人に指摘する分、自分もきちんとやるんだという意思が芽生え、いい循環が生まれていると感じます。

また、このタッチボールという練習にはよく人間的な性格が表れます。普段からしっかりしている選手と、そうでない選手は一目瞭然です。

野球というスポーツは、技術力だけで勝ち進むことはできません。特に大学以下の学生野球はトーナメント形式で行われる大会がほとんどですので、「精神的な強さ」が勝ち上がっていくための要因となります。

当然ミスは失点に繋がります。そのため日頃の練習をいかに試合のように取り組めるかが重要です。そういった意識で取り組んでいれば、選手の口から自然と厳しい声が上がってきます。

普段の練習、普段の生活から良い緊張感を持ち、プレッシャーのかかる場面でも自分のプレーができる選手が「一流のアスリート」です。

ドリームスの選手たちも、良くはなってきていますが、まだまだ完成度をあげていかなければなりません。スタッフ陣も、さらに勉強していき、上手いだけではなく強い選手を育てられるように精進してまいります。


このような練習メニューの解説を今後も投稿予定です。
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